まもなく梅雨明け?3連休は東・西日本中心に日差し照り付ける
夏の高気圧が勢力を強め、3連休は東・西日本中心に晴れて、強い日差しが照り付けるでしょう。この晴天は19日(水)頃まで続き、早めればこのタイミングで梅雨明けの発表される可能性があります。
北日本は16日(日)まで雨が降りやすく、警報の基準を超えるような大雨が予想されています。大雨災害に厳重に警戒をして下さい。17日(月)は次第に回復へ向かい、18日(火)は青空が広がるでしょう。ただ、19日(水)以降は、前線や低気圧が接近するため、西から雨が降り、20日(木)は日本海側を中心にまとまった雨となりそうです。
関東や東海は40度近くまで気温上昇
この3連休はお出かけを予定されている方も多くいらっしゃるかと思いますが、各地で厳しい暑さが予想されています。特に、関東や東海は内陸部を中心に40度近くまで気温が上がり、危険な暑さとなるでしょう。
東京都心で38度を記録すれば、7月の日最高気温の歴代5位となります。さらに、東京都心の歴代の最高気温は2004年7月20日に記録した39.5度が最も高い数字ですが、気温の上がり方次第では、この記録に迫る可能性もあります。
環境省の熱中症予防情報サイトなどで、暑さ指数や熱中症警戒アラートの発表状況を確認し、時間や場所を問わず、熱中症に厳重な警戒をしてください。
※35℃以上の猛暑日は赤字で表記
熱中症対策や応急処置のポイントは?
熱中症警戒アラートが発表されている場合は、暑い時間帯の不要不急の外出は避け、室内では冷房を使用して快適さを保ってください。時間や場所を問わず、熱中症のリスクがあり、渋滞中の車内も危険を伴います。特に、高齢者や子どもは、周囲が気を配るようにしましょう。水分は喉が渇く前に意識的にとるようにし、汗をかいたら塩分もとるようにしてください。
また、渋滞中の車内はトイレを我慢するため水分補給を控えがちですが、時間を決めてこまめに飲み物をとるようにしましょう。
体調に異変を感じる場合や、家族が体調不良の場合は、以下の応急処置の流れを確認しながら、必要があれば医療機関を受診するなどの対応をしてください。
そらくらの熱中症コラムはこちらを参考にしてみましょう。
https://sorakura.jp/20230628201-2/
こども向けの熱中症コラムはコチラです。
https://sorakura.jp/20230714201-2/
<参考文献>
環境省 熱中症 健康保健マニュアル2022
https://www.wbgt.env.go.jp/pdf/manual/heatillness_manual_full.pdf