週間天気 北陸と東北で梅雨入り!梅雨前線周辺は大雨のおそれ続き厳重警戒

週明けにかけて大雨災害に厳重警戒!

この先は、週明け12日(月)まで梅雨前線の活動が活発になり、太平洋側の同じような場所に活発な雨雲が流れ込むでしょう。東海や九州南部では大雨による災害に厳重な警戒をしてください。今週中頃は、前線はいったん南下し、貴重な梅雨の晴れ間となるでしょう。ただ、上空には寒気が流れ込むため、天気の急変する可能性があり、急な雷雨に注意が必要です。最新の予報はそらくらで確認してください!

雨シーズン本格化!晴れても急変注意

6月11日(日)に北陸地方と東北地方で梅雨入りの発表がありました。
▼東北北部
平年より4日早い 昨年より5日遅い
▼東北南部
平年より1日早い 昨年より5日遅い
▼北陸地方
平年と同じ 昨年より5日遅い
(※梅雨入りは、平均的に5日間程度の「移り変わり」の期間があります。なお、この梅雨入りの発表は速報値となっているため、実際の天候経過を考慮した検討の結果、見直されることがあります。)
この先、雨が予想されるのは、東北南部と北陸で13日(火)頃まで、関東は15日(木)にかけてとなっています。東北と北陸も本格的な雨シーズンに突入しますから、傘のお手入れをするなど、梅雨支度を進めましょう。そのほか、晴れ間の出る日が多くなりますが、週の中頃に、上空に寒気を伴った低気圧が通過し、大気の状態が不安定になる予想です。急な強い雨や落雷などに注意してください。
最高気温は25度前後まで上がり、特に晴れ間の出る週末は東京都心で真夏日近い暑さになるでしょう。熱中症対策は万全に行なってください。

すでに大雨となっている地域に雨雲掛かり続ける

東海と西日本は、台風3号周辺の暖かく湿った空気が流れ込み、前線を刺激するため、週明け12日(月)にかけて警報級の大雨が予想されています。同じような場所に続けて活発な雨雲が流れ込む可能性があります。6月に入ってから太平洋側で大雨が続き、東海では平年の10倍以上の雨が観測されている地点があります。これまでの大雨で地盤の緩んでいる地域や増水している河川などもあります。また、夜間の避難は危険を伴いますので、なるべく昼間の明るい内に安全な場所に避難をするようにしてください。

週の中頃からは前線の位置次第ではありますが、晴天となるでしょう。ただ、天気の急変する可能性がありますので、空模様の変化にご注意ください。
沖縄・奄美は梅雨空が続き、雨が降りそうです。
日中の最高気温は28度前後まで上がり、くもりや雨の日も、厳しい蒸し暑さになるでしょう。初夏の頃と比べるとカラッとした暑さではなく、湿気が肌にまとわりつくような体感になりますので、熱中症リスクが高まりそうです。こまめな水分補給を心掛け、袖口や首のまわりが開いた服装を選ぶとよいでしょう。