今週は季節外れの暖かさが続いています。今日3月9日の東京都心の最高気温は23℃の予想で、平年では5月中旬並の気温です!この暖かさで、桜の生長は加速しています。
そらくらでは本日、第4回目のさくら開花・見頃予想を発表しますが、このコラムでは一足先に靖国神社にある東京の桜の標本木の最新情報をお届けします。
靖国神社の標本木の最新の状況は?
最新の東京・靖国神社の標本木はどうなっているのでしょうか。昨日3月8日時点で、桜のつぼみは、先端が黄色や緑色に変わり、膨らみを増したものがいくつか見られるようになりました。まだつぼみがピンク色になるほどではありませんが、今週は気温がかなり高めに推移するため、一気に生長が進む可能性があります。
最新の予報では、12日(日)にかけて、日中は20℃前後まで気温が上がり、季節外れの暖かさが続く予想となっています。10日(金)は雲が多く、雨の降る時間がありますが、そのほかの日は日差しもたっぷりで、春の陽気となります。週明けは13日(月)から14日(火)にかけて雨となり、気温は少しトーンダウンしそうです。
今週の暖かさで桜の花芽の生長がどこまで進むのかが、今シーズンの桜の開花を左右しそうです。
本日午後に第4回目のさくら開花・見頃予想を発表しますので、公開まで今しばらくお待ちください。
桜の開花・満開の基準とは
気象庁の定める桜の開花日とは、標本木で5~6輪以上の花が開いた状態となった最初の日をいいます。満開日は、標本木で約 80%以上のつぼみが開いた状態となった最初の日です。この時期になると、気象庁の観測員が標本木を見に行き、開花や満開を判断しています。
気象庁で観測しているのは標本木ですので、必ずしもその地域の桜の状況と一致しているわけではありませんが、季節の進み具合や気候の違いなどを把握する上で、重要な意味を持ちます。
桜の標本木については、こちらのコラムで紹介しています。