<この先の天気のポイント>
来週前半は太平洋側で降るのは雨?雪?
冬型の気圧配置が続きますが、週明けは本州の南の海上を通過する、いわゆる「南岸低気圧」が通過し、太平洋側も雨や雪の降る可能性があります。低気圧のコースや気温によって、予報が変わる可能性が高いものの、雪に慣れていない地域では、今週末に除雪用のスコップや雪道装備をチェックしましょう。
4日(土)は立春!寒さは少し和らぐ
今週中は冬型の気圧配置が続くでしょう。北日本日本海側は雪、北陸は雨や雪、太平洋側は晴れ間の出る日が多くなりそうです。2日(木)は札幌・青森・新潟でふぶきのマークとなっています。猛ふぶきや吹きだまりによる交通障害、暴風、高波に警戒してください。また、3日(金)は関東で雲が多く、雨のぱらつく時間帯があるかもしれません。さらに、注目は週明けの天気です。7日(火)はいまのところ、東京・長野が雨、仙台はくもりの予報となっていますが、本州南岸を低気圧が通過するため、東北も天気の崩れる可能性があります。低気圧のコース次第では、沿岸部でまとまった雨や、内陸部は雪となり、雨量や雪の量の多くなるおそれがあります。最新の情報にご注意ください。
気温は、2日(木)から3日(金)に北日本と北陸、関東では平年を下回り、厳しい寒さになるでしょう。4日(土)は二十四節気の「立春」で、暦のうえでは春を迎えます。暦に合わせて、暖かな空気が流れ込み、週明けの最高気温は新潟や仙台で10度ぐらい、東京は15度近くまで上がる予想です。寒さは少し和らいで感じられるでしょう。
こんどの週末は雪対策の再確認を!
今週いっぱい、東海と西日本は、日本海側で雲が多めながら、晴れ間の出る日が多いでしょう。来週前半は天気が変わり目となりそうです。広く雨が予想され、山間部は雪の降る可能性が高くなっています。予報に幅がありますので、今週末のうちに雪への備えを再確認しましょう。そらくらでは、こちらのコラムに対策をまとめています。
南西諸島はすっきりせず、2日(木)と来週前半に雨が降りそうです。
日中の最高気温は2日(木)から3日(金)は、東海と西日本で10度前後と、寒さがいったん戻るでしょう。4日(土)以降、昼間は13度ぐらいまで上がり、ふたたび春らしさも感じられそうです。暖かいのは嬉しいですが、西日本では、スギ花粉がそろそろ飛び始めます。花粉症の方は薬を服用し始めるなど、早め早めの対策を行ないましょう。