広く日差し届く 東北周辺や南西諸島は雷雨に注意
移動性高気圧に覆われるため、全国的に晴れの天気が続くでしょう。東・西日本を中心に湿度が低く爽やかな陽気が続き、洗濯日和になりそうです。ただ、寒冷前線や気圧の谷の影響で、北海道では明け方まで、東北の日本海側や北陸は夜にかけて、にわか雨や雷雨となる所があるでしょう。急な強い雨や落雷、突風、ひょうにご注意ください。
また、気圧の谷の影響で、南西諸島ではくもりや雨の天気が続き、雷を伴った激しい雨の降る所もあるでしょう。
なお、10日夜は十日夜（とおかんや）と呼ばれ、十五夜や十三夜に続くお月見の日です。十日夜は「稲の月見」の別名があり、秋の収穫がひと段落して収穫祝いに、田んぼの神様に餅やぼた餅をお供えする風習があります。10日夜は、北海道や関東から九州を中心に晴れてお月見ができるでしょう。
小春日和続く
朝の最低気温は、北海道から九州で10度前後と、東・西日本ではこの時期らしく冷えるでしょう。一方、北海道では平年を大きく上回り、9日朝より大幅に高くなる所もありそうです。
日中の最高気温は北海道や東北北部で15度ぐらい、東北南部から九州では20度を超える所が多くなるでしょう。小春日和が続きますが、一日の中での寒暖差が大きくなりますので、体調管理にお気を付けください。
東北周辺や南西諸島で傘の出番
北海道は朝に雨が降っていなければ、傘の必要はないでしょう。
東北の日本海側や新潟県では、折り畳みの傘があると安心です。
南西諸島では、雨や風の強まることがありますので、傘のほかにレインウェアやミニタオルがあっても良いでしょう。
