週間天気 台風14号は日本列島横断のおそれも 早めに災害への備えを

<この先の天気のポイント>

  • 台風14号は日本列島横断のおそれも
  • 晴れ間は17(土)あたりまで
  • 早めに台風への備えを確認して

台風14号は日本列島横断のおそれも

14(火)の明け方に、小笠原近海で新しく発生した台風14号は、18(日)頃にかけて、北西へ進み沖縄・奄美に接近する予想となっています。その後は19(月)から20(火)にかけて、本州を西から横断していく可能性が出てきました。11(日)の週間天気の解説のように、台風14号の影響で、連休前後の天気予報が大きく変わっています。台風の進路や速度などは、依然として不確実性が大きいため、最新の情報をよく確認するようにして下さい。

晴れ間は17(土)あたりまで

17(土)にかけては、高気圧に覆われるため、北日本を中心に晴れ間が出るでしょう。台風が近づく前の19(月)頃から風が強まり始め、20(火)は広く荒れた天気となる可能性がありそうです。21(水)以降も、前線が停滞する影響で、東日本を中心にくもりや雨の天気が続くかもしれません。
最高気温は、東日本で30度ぐらいでしょう。北日本は、17(土)までは26度前後ですが、20(火)以降は、東北北部から北で20度ぐらいと肌寒くなりそうです。

早めに台風への備えを確認して

西日本や東海は16(金)にかけては、日差しが届きますが、山沿いなどで局地的に、にわか雨や雷雨があるでしょう。沖縄・奄美は、台風14号が、早くも16(金)から18(日)頃にかけて接近するおそれがあります。また、西日本太平洋側を中心に17(土)から台風本体の雨雲が掛かりはじめ、19(月)頃にかけて接近または上陸する可能性があります。台風の最新情報をこまめに確認し、暴風や大雨、高波、高潮への備えを進めましょう。
最高気温は、晴れ間の出る16(金)までは32度前後、その後は28度ぐらいに落ち着きそうです。