二十四節気の霜降の今日10月23日(木)は、甲府地方気象台から富士山の初冠雪の便りが届きました。観測史上最も遅い発表となった昨年より15日早く、平年より21日遅い発表です。また、午前中には、岩木山(青森)や月山(山形)でも初冠雪の発表があり、北日本では冷たい雨や雪が降って季節がグッと進んでいます。
・富士山(甲府)
昨年より15日早く、平年より21日遅い
・岩木山(青森)
昨年より2日遅く、平年より2日遅い
・月山(山形)
昨年より2日遅く、平年より3日遅い
※その年の寒候年(前年8月1日から当年7月31日までの期間)に、付近の気象台から対象となる山の頂を眺め見て、初めて見えたときを、その山の初冠雪といいます。
来週前半は一層強い寒気が南下!北海道は平地でも雪予想!
26日(日)から27日(月)は低気圧が発達しながら北日本付近を通過し、その後は西高東低の気圧配置となって強い寒気が南下するでしょう。来週前半は山地で雪の降る目安の寒気が東北北部まで南下し、特に28日(火)頃は平地で雪の降る目安の寒気が北海道をすっぽりと覆いそうです。
北海道では来週前半は日本海側やオホーツク海側を中心に平地でも雪の降る可能性があり、初雪が積雪となるかもしれません。また、東北北部でも山地では雪が混じるでしょう。
今週中に雪と寒さ対策を見直して
北海道では平地でも雪への備えが必要で、東北も峠越えを予定している方は、今週中に雪道の備えをしましょう。シーズン初めて雪道運転をするという方もいるかもしれませんが、こちらのコラムを参考に冬用タイヤやチェーンの準備をしてください。
また、寒さも予想されますので、ニットや冬物のコートの準備もあわせて進めましょう。久しぶりにエアコンや石油ストーブを利用するという方は今のうちに電源をつけ、正常に動作するか確認してください。