今日は二十四節気の「立秋」 この時期が見頃の草花や旬の食べ物は?

今日8月7日(木)は、二十四節気の立秋(読み方:りっしゅう)です。
夏の最盛期を迎え、暑さの厳しい日が続いていますが、暦の上では早くも秋を迎えました。
この時期に見頃を迎える草花や旬の食べ物を紹介していきます!

立秋に見頃を迎えている草花

地域によって多少差はありますが、この時期に見頃を迎える代表的な草花には、アサガオ(朝顔)、ホオズキ(鬼灯)、ツユクサ(露草)などがあります。暦上は秋でも、まだまだ夏の草花が楽しめる時期です。

・アサガオ(朝顔)

朝顔

アサガオ(朝顔)は、ヒルガオ科サツマイモ属の一年性植物で、夏の風物詩の一つです。7月~9月頃に花を咲かせる「日本アサガオ」と、9月~10月頃と少し遅く咲く「西洋アサガオ」に大きく分類されます。
花言葉は色によっても異なりますが、「愛情」「淡い恋」「結束」などがあります。

・ホオズキ(鬼灯)

ホオズキ

ホオズキ(鬼灯)は、ナス科ホオズキ属の一年草または多年草です。初夏に淡い色の花を咲かせた後、ちょうちんのような萼(がく)が8月頃にオレンジ色や赤色に染まります。
花言葉は、「自然美」「ごまかし」「偽り」「私を誘惑して」などがあります。

・ツユクサ(露草)

つゆ草

ツユクサ(露草)は、ツユクサ科ツユクサ属の一年生植物です。早朝に青色の花が咲き、昼にはしぼんでしまう「一日花」です。7月〜9月頃にかけて花を楽しむことができます。秋の季語とされていて、万葉集にも登場します。
「なつかしい関係」「尊敬」「密かな恋」「恋の心変わり」などがあります。

立秋に旬を迎えている食べ物

・トウモロコシ

トウモロコシ

トウモロコシは、米や小麦と同じ穀物です。甘さが特徴で、子どもにも人気があります。6月~9月頃に旬を迎え、甘みや鮮度が落ちやすいため、収穫後はすぐに食べるか冷凍保存がおすすめです。
炭水化物のほか、食物繊維、ビタミンやミネラルが豊富に含まれ、夏バテ改善にも期待できます。

・葡萄(ブドウ)

葡萄

葡萄(ブドウ)は、夏から秋にかけて旬の果物で、主にフルーツ用とワイン用があります。比較的安価なものから、高級なものは1房100万円を超える値段がついたこともあります。葡萄の一種であるマスカットも夏から秋が旬となります。
ブドウ糖やカリウム、ビタミンが豊富で、皮に多く含まれているポリフェノールは抗酸化作用があります。

・桃(モモ)

桃

桃(モモ)は、6月~9月頃に旬を迎える夏の果物です。甘さとみずみずしさが特徴で、熟し具合だけでなく品種によっても硬さに違いがあります。果肉の色で大きく2つに分類され、果肉が白いものが「白桃」で、黄色いものが「黄桃」です。
食物繊維やカリウム、ビタミンが多く含まれ、他のフルーツと比べると低カロリー・低脂肪です。

二十四節気や七十二候については、こちらのページでも解説しています。

<参考>
・文部科学省 「日本食品標準成分表(八訂)」