今年2025年のお盆は8月13日(水)から16日(土)です。お盆明けが日曜日のため17日(日)までの5日間がお盆休みとなったり、12日(火)に休暇を取得して8月9日(土)から17日(日)までの9連休とする方もいるのではないでしょうか?
今年2025年のお盆の天気はどうなるか、各地の天気や気温、イベント情報を確認していきましょう!
2025年お盆休みの天気予報
【北日本】
天気が周期変化となり、晴れ間が出ますが、三連休最終日の11日(月・祝)から14日(木)頃は雨が降りやすいでしょう。特に12日(火)から13日(水)頃は活発な雨雲が掛かり、まとまった雨となるおそれがあります。また、傘マークのない日も、気温の上がる午後は山沿いを中心に局地的に雨雲が発達する可能性があります。
最高気温は30℃前後の日が多いものの、日差しのもとではグッと高くなるでしょう。湿度が高く蒸し暑く感じられるため、風通しの良い服装をお選びください。
【東日本】
三連休初日の9日(土)までは晴れ間がありますが、気温の上がる午後は山沿いを中心に局地的に雨雲が発達する可能性があります。三連休中日の10日(日)から12日(火)は前線の影響で雨が降りやすく、大雨となるおそれがあります。また、15日(金)以降も雨の降るタイミングがあるでしょう。
最高気温は、晴れると35℃前後まで上がりますが、32℃ぐらいの日が多くなりそうです。湿度が高いため、かなり蒸し暑く感じられるでしょう。
【西日本】
8日(金)は広く晴れ間が出ますが、9日(土)以降は前線の影響で雨の範囲が広がるでしょう。特に10日(日)から11日(月・祝)は活発な雨雲が掛かり、大雨となるおそれがあります。13日(水)から14日(木)は晴れ間が戻りますが、気温の上がる午後は山沿いを中心に急変にご注意ください。15日(金)以降はすっきしりないでしょう。
最高気温は、晴れると35℃前後まで上がりますが、30℃ぐらいの日が多く、湿度が高いため、かなり蒸し暑く、熱中症対策が必要です。
【南西諸島】
晴れ間の出る日が多いものの、14日(木)頃からは雲が広がり、雨の降ることがあるでしょう。また、南海上の熱帯低気圧の動向次第では、天気が大きく変わる可能性があります。
最高気温が32℃ぐらい、最低気温は28℃前後の日が続き、昼夜を問わず熱中症のリスクが高いでしょう。こまめな水分補給や休憩を心掛けてください。
熱帯低気圧がお盆期間中の天気を左右!
8月5日(火)正午時点で、台風は日本から離れていて、本州付近への影響はありません。ただ、この先は日本近海に台風のたまごとなる“熱帯低気圧”が複数しやすく、発達すれば台風となる可能性もあります。熱帯低気圧の動向はまだ不確実となっていますが、発達の程度やコースによってはこの先の天気が大きく変わるでしょう。
最新の天気予報や交通情報をこまめに確認するようにしてください。
お盆期間中のおすすめイベント3選と天気予報
お盆期間中は、例年日本各地で伝統的な行事やイベントが開催されます。今回は3つをピックアップして、天気予報とあわせて解説します。
・よさこい祭り(高知県)
開催日程: 8月9日(土)※前夜祭、8月10日(日)・11日(月・祝)
よさこい祭りとは、高知県のお祭りで、四国三大祭りの一つです。“よさこい”とは“夜さ来い”、つまり「夜に来て下さい」という意味で、踊り子たちは鳴子(なるこ)を手にもって鳴らしながら、華やかな衣装で踊り歩きます。地方車(じかたしゃ)という音楽を鳴らすトラックも見どころです。
イベント期間中は、前線の影響で雨が降りやすいでしょう。特に10日(日)から11日(月・祝)は活発な雨雲が掛かり、大雨となるおそれがあります。最新の情報を公式サイトで確認しましょう。
日中の気温は30℃前後となり、災害級の暑さはおさまりますが、湿度が高いため蒸し暑いでしょう。混雑する場所では風通しが悪く、体感温度はさらに高くなります。
・徳島阿波おどり(徳島県)
開催日程:8月11日(月・祝) ※前夜祭、8月12日(火)~15日(金)
徳島阿波おどりとは、徳島県のお祭りで、四国三大祭りの一つです。阿波踊りとは阿波国が発祥の盆踊りで、“踊る阿呆(あほう)に見る阿呆、同じ阿呆 なら踊らにゃ損々~”という民謡に合わせて、踊り子たちが練り歩きます。
イベント期間中は、前線の影響で11日(月・祝)をピークに雨が降りやすいでしょう。活発な雨雲が掛かり、大雨となるおそれがありますので、最新の情報を公式サイトで確認してください。その後は晴れ間が出ますが、最終日の15日(金)は雨の降るタイミングがありそうです。
日中の気温は、晴れると33度ぐらいまで上がりますが、雨が降ると30℃前後となるでしょう。湿度が高いため蒸し暑く、混雑する場所では風通しが悪いため体感的にはさらに高く感じられそうです。
・京都五山送り火(京都府)
開催日程:8月16日(土)
京都五山送り火とは、お盆の精霊を送る行事で、京都市を囲む山々に巨大な文字が浮かび上がります。午後8時に東山如意ヶ嶽に「大文字」、続いて左京区松ケ崎西山・東山に「妙・法」、北区西賀茂船山に「船形」、北区衣笠大文字山に「左大文字」、最後に左京区嵯峨曼荼羅山に「鳥居形」が、約1時間に渡って次々と点火されます。
16日(土)は、湿った空気の影響で雲が多く、雨の降るタイミングがあるでしょう。大気の状態が不安定となり、局地的に雨雲が発達するおそれがありますので、注意が必要です。
日中の最高気温は32度ぐらいまで上がり、夜も気温が下がりづらいでしょう。混雑する場所では風通しが悪く、体感温度はさらに高く感じられるため、水分補給を心掛けてください。