今日7月22日(火)は、二十四節気の大暑(読み方:たいしょ)です。
例年では梅雨が明ける頃で、これから8月半ばにかけて暑さのピークを迎えます。この時期に見頃を迎える草花や旬の食べ物を紹介していきます!
大暑に見頃を迎えている草花
地域によって多少差はありますが、この時期に見頃を迎える代表的な草花には、ヒマワリ(向日葵)、ルドベキア、ノウゼンカズラなどがあります。夏の最盛期を迎え、鮮やかな花々と青空のコントラストが映えます。
・ヒマワリ(向日葵)
夏を代表する花のヒマワリ(向日葵)は、キク科の一年草植物です。太陽の方を向くため「向日葵」と名づけられましたが、太陽を向いているのは花の咲き始めといわれています。7月~9月頃に見頃を迎えます。
花言葉は、「私はあなただけを見つめる」「崇拝」などがあります。
・ルドベキア
ルドベキアは、キク科の多年草で、ヒマワリと似た黄色やオレンジ色の花が咲きます。いくつもの品種があり、中には日本国内での栽培が禁止されているものもあります。6月〜10月頃にかけて見頃を迎えます。
花言葉は、「あなたを見つめる」「立派」「公平」などです。
・ノウゼンカズラ
ノウゼンカズラは、ノウゼンカズラ科ノウゼンカズラ属の落葉性のつる性木本です。夏の最盛期である7月~8月にオレンジや赤などの鮮やかな色の花を咲かせます。朝に開いて夕方に閉じる一日花です。
花言葉は、「名声」「名誉」「栄光」などがあります。
大暑に旬を迎えている食べ物
・スイカ
スイカは、ウリ科の分類上は“野菜”です。夏を代表する食べ物で7月~8月頃に旬を迎えます。国内では熊本県や千葉県、山形県が代表的な産地です。
90%以上が水分で、自然な甘さもあって糖分補給もできるため、熱中症の予防に効果的です。ビタミンやカリウムなどの栄養素も多く含まれます。
・枝豆
枝豆は、大豆の未熟豆のことで、豆類ではなく緑黄色野菜に分類されます。大人から子どもまで多くの人に好かれ、夏を代表する野菜です。7月~8月頃に旬を迎え、夏バテをして食欲の落ちている時でも食べやすい食材です。
大豆と緑黄色野菜のどちらの良いところも持っていて、たんぱく質や脂質、ビタミン、ミネラルなどを豊富に含んでいます。
・真蛸(マダコ)
真蛸(マダコ)はタコの一種で、一般的に「タコ」という場合は真蛸をイメージする方が多いのではないでしょうか。たこ焼きや酢の物などに使われ、一般的にはゆでて食べられます。産地によって旬は大きく変わり、関西では夏、関東以北では冬が旬です。
タウリンが豊富に含まれていて、肝臓の働きを活発にする機能があります。
二十四節気や七十二候については、こちらのページでも解説しています。
<参考>
・文部科学省 「日本食品標準成分表(八訂)」