【三連休の天気】関東~九州は夏空&猛暑で熱中症対策は必須!海のレジャー前に確認したい注意点とは?

今日19日(土)からいよいよ夏休みという小中学生のお子様も多いはず!この三連休の天気と海のレジャーの注意点について、気象予報士が解説していきます。

三連休の天気は?猛暑日続き熱中症のリスク高まる!

この三連休は、東北から九州は夏の高気圧に覆われるため、広く晴れるでしょう。ただ、日に日に上空の寒気の影響を受ける見込みで、山沿いほど内陸部も含めて、午後は大気の状態が不安定に。キャンプなど山・川へのレジャーを予定されている方は、天気の急変にご注意ください。
北海道は連休中日の20日(日)にかけて傘の出番が続き、今日は警報級の大雨となる可能性があります。沖縄は海の日の21日(月・祝)は雨が予想され、連休中は台風6号の間接的な影響を受け、風が強まり、波が高まるでしょう。
日中の最高気温は、全国的に35度前後まで上がる日が多く、猛暑日になって、体温並みの暑さになる所もありそうです。なるべく冷房の効いた涼しい室内で過ごし、渋滞中の車内も脱水が進む可能性がありますので、こまめな水分補給を心掛けましょう。

沖縄方面に旅行の方は台風6号の高波に十分注意!


台風6号は今後、南シナ海へ進み、日本付近への直接的な影響はないでしょう。ただ、沖縄県では、台風に近い先島諸島を中心に海上がしけとなり、明日は沖縄本島もしけとなりそうです。うねりを伴った高い波となり、テトラポット周辺や岬の先端では、波が高まりやすいため、海のレジャーは安全第一の計画を立てましょう。

泳ぎが得意な人でも注意!『離岸流』とは?

離岸流
「離岸流」(海上保安庁)(https://www1.kaiho.mlit.go.jp/KAN9/ripcurrent/ripcurrent.htm)

21日(月・祝)が海の日ということもあり、海水浴を予定されている方も多いかもしれませんが、泳ぎが得意な方でも注意が必要なのが『離岸流』です。
離岸流とは、岸から沖に向かって流れる海水のことで、気づかないうちに巻き込まれると、沖へと運ばれてしまいます。
海岸が太平洋や日本海など外洋に面しているところや、遠浅で海岸線が長いところなど、どこでも発生する可能性があります。
もし、巻き込まれた場合は、無理に岸に向かって泳がず、まずは岸と平行に泳ぎましょう。沖の向きの流れから抜け出せたら、岸へと戻るようにしてください。