梅雨前線が停滞!梅雨入り直後から大雨に厳重警戒を!
梅雨入り早々、本格的な大雨となっています。
九州南部の鹿児島県大隅地方では昨日9日(月)夜は線状降水帯が発生したと気象庁から発表がありましたが、今日10日(火)は前線がやや北上し、九州北部で厳重な警戒が必要です。
西日本から東日本の広い範囲で激しい雨や非常に激しい雨が降り、まとまった雨となるでしょう。各地で予想される雨の降る量は以下の通りです。
【10日6時から11日6時までの24時間】
▼近畿地方 150ミリ
▼中国地方 120ミリ
▼九州北部地方 180ミリ
▼九州南部 120ミリ
【そのあと11日6時から12日6時までの24時間】
▼九州北部地方 60ミリ
線状降水帯が発生した場合はさらに雨量が多くなるおそれがあり、九州北部地方の以下の地域で線状降水帯の発生が予測されています。
▼福岡県
▼佐賀県
▼長崎県
▼大分県
▼熊本県
低い土地の浸水や川の増水・氾濫、土砂災害に厳重に警戒をしてください。
5段階の警戒レベルごとの避難行動とは?
大雨が予想されるいま、5段階の警戒レベルに合わせた避難行動を意識してください。
市町村から5段階の「警戒レベル」の内、警戒レベル4(避難指示)や警戒レベル3(高齢者等避難)が発令された場合は、避難するようにしましょう。また、自治体からの発表がなくても、気象庁などから警戒レベル4や警戒レベル3に相当する防災気象情報が出されていたら、避難を検討するようにしてください。また、警戒レベル5を待つことなく、警戒レベル4までに必ず避難しましょう。
命を守るために『垂直避難』の選択肢も!
避難の基本は、避難所に向かう「水平避難」ですが、浸水や土砂崩れが発生するなどで、移動が難しい場合は「垂直避難」をしてください。垂直に避難する場合は、自宅の2階以上の崖などから一番離れた部屋にいるようにしましょう。
<そらくら関連サイト>
・今後1時間の雨雲は?
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