【一日の寒暖差10℃以上に】晴れる日ほど注意!旅行前に気温と服装の目安をチェック

日中は快適な陽気でも朝晩はヒンヤリしていて、服装選びを失敗したということはありませんか?実は寒暖差が非常に大きくなっていることが理由です。
大型連休の谷間となっていますが、後半の4連休でお出かけや旅行を予定されている方ほど必見!服装と気温の関係について気象予報士が解説していきます。

今日30日(水)は晴れるエリアを中心に寒暖差10℃以上!

今日30日(水)は、朝はグッと冷え込みましたが、日中は東・西日本では日差しを受け、25℃以上の夏日となる所もあるでしょう。
今日、主要都市の午前9時までに観測された最低気温と予想最高気温は以下の通りです。
【午前9時までの最低気温】
東京都心 11.1℃(前日比▽1.6℃)
甲府   5.4℃ (前日比▽4.3℃)
名古屋  9.0℃ (前日比▽2.5℃)
京都   7.7℃ (前日比▽2.0℃)
広島   9.0℃ (前日比▽2.8℃)
熊本   9.4℃ (前日比▽1.2℃)
【今日の予想最高気温(11時発表)】
東京都心 24℃(前日比△0.9℃)
甲府   26℃(前日比△4.2℃)
名古屋  26℃(前日比△7.0℃)
京都   25℃(前日比△6.2℃)
広島   23℃(前日比△2.9℃)
熊本   26℃(前日比△2.2℃)

内陸ほど寒暖差が大きい理由は?

放射冷却
けさは、長野県内で氷点下の冷え込みになるなど、内陸ほど冷え込みが強まっています。これは地表付近の熱が上空に逃げる放射冷却(ほうしゃれいきゃく)現象が発生したことが原因と考えられます。
特に、今日朝にかけては上空に強い寒気が流れ込んでいたため、ヒンヤリとした体感となりました。春は寒暖差の大きな季節です。この先も晴れると一日の寒暖差が10℃以上になり、場所によっては20℃前後の非常に大きな気温差になることもありそうです。

服装と気温の目安を参考に荷造りや服装選びを!

服装と気温の目安
憲法記念日の3日(土)から4連休となり、大型連休の後半戦がスタートします。お出かけや旅行、キャンプなどを予定されている方、普段とは違う場所に行くため、服装が悩ましい時期ですよね?
気温と服装の目安を参考に、荷造りや服装選びをしてみましょう!北の地域に行く方ほど、上着やコートで調整することをおすすめします。また、沖縄・奄美は雨のシーズンが近づいていますので、雨や風が防げるウィンドブレーカーや折り畳みの傘など雨具があると安心です!