関東では明後日3日(木)にかけて傘の出番となりそうです。
冷たい雨をもたらす原因の天気や、このあとの雨や雪の動向について気象予報士が解説します。
4月2日も関東で広く冷たい雨に!激しい雨の降るエリアはどこ?
千島列島の東に中心をもつ高気圧を回る湿った空気と、東海沖の低気圧を回る風が、関東の沿岸部付近でぶつかり、雨雲が活発化しています。
明日2日(水)は関東の南海上を低気圧が通過し、明後日3日(木)も北日本を低気圧が通過する影響で、関東では明後日3日(木)までは雨の降りやすい状態が続くでしょう。
関東では、明日2日(水)昼前にかけて広く雨が降り、今夜の帰宅時や明日2日(水)の朝の通勤通学のタイミングは本降りの雨となるでしょう。
千葉県や茨城県では雷を伴い激しい雨が降り大雨のおそれもあります。落雷や突風、ひょうにも注意が必要です。
明日朝までに予想される雨の降る量です。
千葉県 150ミリ
茨城県 120ミリ
伊豆諸島 120ミリ
新年度が始まり、通勤ルートや通学ルートがまだ慣れないという方もいらっしゃるかもしれません。
交通機関に影響の発生する可能性もありますので、時間に余裕のある行動をとるようにしてください。
関東南部の平地も積雪の所あり!このあとも北部中心に大雪の可能性あり
1日(火)14時現在、関東では、北部や甲信地方の山地に加え、南部の東京都の多摩地方、箱根から秩父地方にかけて雪の積もっている所があります。
今日1日(火)この後は、関東南部では雪は次第にやみそうですが、甲信地方や北部の山地では雪雲が掛かり、今夜をピークに降雪量が増えそうです。
明日朝までに予想される雪の降る量です。
関東地方北部の山地 25センチ
箱根から多摩地方や秩父地方にかけて 8センチ
関東南部の平地 1センチ
甲信地方 10センチ
雪道を運転する方はスタッドレスタイヤやタイヤチェーンなど冬の装備が必要になります。
最新の天気や交通の情報を確認するようにしましょう。