週間天気 今季最強寒波が襲来!来週中頃から西日本~東北で警報級の大雪のおそれ&全国的に10年に一度レベルの極寒予想

週明けにかけて都心も積雪の可能性!来週は最強寒波襲来

立春の3日(月)にかけては本州南岸を低気圧が進み、西から天気が崩れるでしょう。2日(日)から3日(月)は関東周辺でも断続的に雪や雨が降り、山沿いを中心に大雪となって、平野部でも積雪の可能性があります。予想より地上気温が低くなった場合や、降水量が多くなった場合には、警報級の大雪となるかもしれません。詳しくはこちらで解説しています。
南岸低気圧の通過後は今季最強寒波が襲来し、冬型の気圧配置が強まるでしょう。4日(火)以降は北海道から北陸の日本海側や西日本を中心に荒れた天気や大雪となるおそれがあり、平地でも大雪となって、警報級の大雪となる可能性があります。また、5日(水)頃からは東北から沖縄で気温が平年を下回り、10年に一度レベルの極寒となるでしょう。

週明けにかけて関東周辺は大雪や積雪のおそれ

2日(日)は冬型が緩むため、北海道や東北、北陸の雪は小康状態となり、太平洋側では晴れ間が出るでしょう。3日(月)は低気圧の影響で雨が降り、北海道日本海側や東北北部、北陸の山沿いは雪となりそうです。4日(火)以降は冬型が強まって、北海道や東北の太平洋側も含めて雪が降るでしょう。北陸付近はJPCZ(日本海寒帯気団収束帯)による活発な雪雲が掛かりますので、短時間での積雪急増に警戒してください。
関東は南岸低気圧の影響で2日(日)から3日(月)にかけて雪混じりの雨が降るでしょう。東京都心など平野部でも積雪が予想されていますので、交通への影響にご注意ください。4日(火)以降は晴れて空気が乾燥するでしょう。
日中の最高気温は、北海道で0度前後とこの時期らしい寒さになりそうです。東北や北陸は4日(火)までは7度ぐらいですが、5日(水)以降は3度前後となるでしょう。関東は10度を下回る日が多く、5日(水)以降は、朝晩は氷点下となるかもしれません。

来週は西日本太平洋側も警報級の大雪の可能性!

2日(日)は南岸を進む低気圧の影響で、東海や西日本太平洋側は雨が降り、山沿いは雪が混じるでしょう。4日(火)以降は冬型の気圧配置が強まって、7日(金)頃にかけて強い寒気が流れ込んで、強い冬型の気圧配置が続きそうです。近畿北部から九州北部の日本海側を中心に雪が降り、5日(水)頃をピークに四国や九州南部など太平洋側にも雪雲が流れ込むでしょう。普段雪に慣れていない地域でも大雪や積雪が予想されますので、早めに備えを進め、ピーク時は不要不急の外出は控えてください。なお、冬型の気圧配置は、その後も数日は続く可能性があります。
最高気温は3日(月)までは東海や西日本で13度ぐらいまで上がりますが、その後はガクッと下がり、日中も5度前後と極寒になるでしょう。沖縄も4日(火)頃からは最高気温が15度前後にとどまり、平年を下回る厳しい寒さになりそうです。