寒さが厳しく、外遊びに行く機会が減っていたりしませんか?そこで、今回は、暖かいお部屋でお子さんと制作できる、雪だるまの作り方をご紹介します!
毛糸で雪だるまを作ってみよう!
必要なもの
白は雪だるまの体、好きなカラーの毛糸は、帽子やマフラーに使います
・編み機(毛糸でリリアン編み あみぐるみ)
※100円ショップで購入しました
・手芸用ボンド
・お好きなビーズやフェルト
雪だるまのお腹のボタンに使います
・ラインストーンシール(黒、ピンクorオレンジ)
目と鼻に使います
フェルトを切って代用してもOKです
・綿
・定規
・はさみ
・ペットボトルキャップ
・紙(チラシなどでOK)
それでは、早速手順を説明していきます!
ちなみに、完成までの所要時間は、小学生低学年で60分~90分、大人だと30分あれば大丈夫です。
<手順1>
白い毛糸を、編み機に設置し、編んだ毛糸が編み機の下から4cm程度出るぐらいまで、編み進めます。毛糸を引っかけていくだけの単純作業ですが、網目が飛んでしまったり、途中で飽きてきてしまうかと思いますので、保護者の方が適宜フォローしながら、進めていって下さい。
この手順に、小学生低学年のお子様は60分ぐらい、大人だと20分ぐらいかかると思います。
<手順2>
編み機から毛糸を外して、中に綿を詰めます。上下の毛糸の糸始末時にほつれが気になる方は、ボンドで止めておくといいですよ。
綿は、ひょうたん型になるように、調節しながら詰めて下さいね。綿が無い場合は、白い毛糸を丸めて詰めてもOKです。
<手順3>
カラーの毛糸を10cmぐらい切って、マフラーにします。ちょうちょ結びでも、結べればどんな結び方でも大丈夫です。
<手順4>
目と鼻を付けていきます。黒いラインストーンシール(切ったフェルトでも可)を、つまようじで取って、雪だるまの顔の部分に、目になるように2つ貼っていきます。粘着が弱い場合はボンドで貼り付けてしまいましょう。
ピンク(オレンジ)のラインストーンシールも同様に、鼻になるように貼っていきます。
個性が出るところなので、ぜひお子さんにお任せしてみて下さいね。どんな顔の雪だるまになるか、楽しみです。
<手順5>
お腹の部分に、ビーズをボンドで貼り付けていきます。今回は縦に3つ付けてみました。お好きな感じで付けて頂いて大丈夫です。
<手順6>
帽子を作ります。今回は、毛糸でニット帽風に作ってみましたが、フェルトでとんがり帽子のようにしても可愛いですよ。
ペットボトルキャップの縁に沿うようにして、細長く切った紙で、わっかを作ります。そのわっかに毛糸を巻いていきます。毛糸の長さは15cm程度で、半分に折った毛糸を、わっかにくぐらせて結んでいきます。これをわっかが見えなくなるよう、隙間なく結んでいきます。
わっかに毛糸を結び終わったら、毛先から3cmぐらい下あたりを、毛糸でぎゅっと結びます。
毛先を、ポンポンみたいに見えるように、ハサミで形を整えていきます。丸くなるようにイメージして切っていくと良いですよ。
<手順7>
雪だるまに、帽子をかぶせて、完成です!
ちなみに、右が小学1年生の娘作、左が筆者作です。
編み物で育む子供の力
編み物をすることでどんな力が付くのか、メリットをご紹介致します。
①集中力が付く
毛糸をかけて、下の糸と入れ替える、といった単純な作業を繰り返し行うことで、集中力を養うことができます。我が家のおしゃべりな娘も、30分程度は無言でもくもくと編むことができました。
②数を数える力が付く
今回ご紹介した編み機では、網目の数を気にせず作ることができますが、かぎ針編みの場合は、網目を数えて作成することになりますので、自然と数を数える力が身につきます。
③手先が器用になる
指先を使う作業のため、制作過程の中で自然と指のトレーニングになり、手先が器用になっていきます。
④達成感が味わえる
編み物は、一目一目が一段になっていくように、編み進めることで結果がすぐ見えるため、頑張りの成果がわかりやすく、どんどん長くなっていく制作物に、子供たちも達成感が味わいやすいものづくりです。毛糸の色を変えたり、幅や長さを変えるだけで、同じ編み方でも違うものが作成できるため、楽しみながらいろいろなものが作成できます。
⑤やり直しがきく!
一目飛ばしてしまっても、毛糸をほどけば、やり直すことができるのが編み物の良いところ!失敗してもあきらめずにチャレンジする気持ちが養えるといいですね。
冬休みや、お正月休みに、ぜひお子さんと制作してみて下さいね!