【気象予報士が解説】東京都心は気温ジグザグ!全国的に体調管理や服装選びに注意必要な1週間

暖かさと寒さが行ったり来たりしていますが、来週にかけても気温変化が全国的に大きくなりそうです。気象予報士が向こう1週間の気温の傾向とこの時期に注意したい体調管理や服装選びについて解説します!

全国的に気温変化大きい!暖かな雨となるも来週末は寒さ戻る


この先1週間は、秋の暖かさと冬の寒さが往来するでしょう。
この土日は、一時的に冬型の気圧配置となり、全国的に冬の寒さとなりそうです。
来週26日(火)から27日(水)は北海道も含め広く雨が予想されています。低気圧に向かって暖かな南風が流れ込むため、広く平年を上回る暖かさとなり、関東と北陸から九州は20度近くまで上がるでしょう。
ただ、この暖かさは長くは続かず、来週末は山地で雪の降る目安の寒気(上空1500m付近で0度)が関東から九州まで南下。一気に冬の寒さが戻りそうです。

太平洋側は空気乾燥!『インフルエンザ』に注意!

冬型の気圧配置になる日もあり、太平洋側を中心に空気が乾燥してきています。空気の乾燥によって、火や暖房器具の取り扱い、お肌のかさつきも気になりますが、インフルエンザや新型コロナウイルス感染症などの報告数も少しずつ増えてきています。

インフルエンザは予防接種が有効とされていますので、まだ受けていない方は早めに行いましょう。感染症の基本は、手洗いの徹底です。特に指の間や指先、手のひらのしわは、洗い残しが多い部分となっています。イラストを参考に効果的な手洗いを意識してみましょう!
そらくらの【医師監修】インフルエンザのコラムには、さらに詳しく対策が書いてありますので、気になる方はチェックしてみてください。

毎日悩ましい!服装と気温の目安とは?

気温変化が大きいと服装選びに悩みますね。夜が思いのほか寒かったり、朝からお出かけで厚着をしてきて昼間に汗をかいてしまったり、難しい日々が続いています。
服装と気温の目安
表を参考に服装を選んでみましょう。晴れる日は特に寒暖差も大きくなりますので、脱ぎ着しやすいコートやジャケット、マフラーなどのアイテムをプラスするのがおすすめです。
気象庁が発表した最新の3か月予報によると全国的に冬らしい寒さになり、暖冬だった前シーズンよりも気温が低めの傾向となる予想です。衣替えが完了していない方はぜひ11月のうちに済ませましょう!