【東京都心の最低気温は連日ひと桁に】気温と服装の目安や寒暖差について気象予報士が解説 !

冬型の気圧配置が強まり、上空に強い寒気が流れ込んでいます。
この影響で、今週は各地で気温が低下するでしょう。
先週の暖かさから一変して、師走並の寒さが続きそうです。

都心は朝晩冷え込み、週前半は師走並の寒さに

東京都心では、最高気温が15度前後、最低気温が7度前後となり、晩秋らしい肌寒さの日が続くでしょう。明日19日(火)はさらに気温が下がり、師走並の寒さとなりそうです。また、明後日20日(水)は雨も降って、今シーズン一番の寒さとなるかもしれません。ニットなどの暖かな服装を選び、外出時は手袋やマフラーなどの防寒小物も使うのもおすすめです。
22日(金)は、晴れて最高気温が18度ぐらいまで上がり、小春日和となるでしょう。ただ、朝晩と日中の寒暖差は大きくなりますので、体調管理に注意が必要です。

明日朝はさらに気温低下!

1118週間気温

東京都心だけでなく、明日以降は全国各地でグッと冷え込みが強まります。
札幌の明日19日(火)朝の最低気温は-2度と、この秋初めて冬日となりそうです。
最高気温はアップダウンが大きく、明日19日(火)と次の土日は5度以下と、平年を下回る寒さとなるでしょう。
仙台の明日朝の最低気温は3度と、けさより大幅に低く、今シーズン一番の冷え込みとなりそうです。また、最低気温は連日5度以下となり、冷え込みが続くでしょう。
名古屋、大阪、広島も、今週は最低気温が10度を下回り、朝晩はウールコートの必要な冷え込みとなるでしょう。明日19日(火)、明後日20日(水)と次の土日は最高気温が15度に届かない所もあり、師走並の寒さとなりそうです。一方、週後半の21日(木)、22日(金)は最高気温が18度ぐらいまで上がり、日差しのぬくもりを感じられそうです。一日の寒暖差が大きくなりますので、体調管理にお気をつけください。

昨日との気温差は10度以上の所も寒暖差疲労に注意!

寒暖差疲労の対策

東京都心では昨日の最高気温が23.8度で、昨日と今日との気温変化が10度以上となっていて、そのほかの地域でも気温変化が大きくなっています。気温の変化が大きくなると、風邪引きや、倦怠感などの症状を含む寒暖差疲労が起こりやすくなります。

寒暖差疲労の対策ポイントを確認しましょう。

①室内では温度や湿度の調節をする
②寒い日は服装調節で防寒をする
③暖かい飲み物やハーブティーなどで、身体を温める
④湯船に浸かる
⑤バランスのとれた食事を摂る
⑥適度な運動で体温を保ち、血行を促進させる
⑦十分な休息、睡眠をとる
⑧リラクゼーションやストレス軽減の方法を知り、ストレス管理をする
⑨朝起きたら太陽の光を浴びて体内時計をリセットする。日光浴はセロトニン分泌やビタミンDの生成を助けて、ストレス軽減や免疫力UPに繋がります。

服装と気温の目安

また、こちらの気温と服装の目安をもとに、適切な服装を選ぶことも体調を整えることに繋がります。今週はトレンチコートやウールコートなど冬に着るタイプの上着が活躍しそうです。また、夜間も冷え込みますので、冬用の掛布団や毛布、暖房器具を使用するなどして、暖かくしてお過ごしください。