明日は今季一番の寒気が流れ込む!急激な気温低下に要注意
今日17日(日)は、前線に向かって南風が流れ込んだため、札幌の最高気温は午前11時時点で15.7度まで上がり、雨でも10月並の気温となりました。ただ、前線の後面には今季一番の寒気が控えていて、このあとは前線通過とともに気温が急降下するでしょう。
明日18日(月)の札幌は、最低気温が氷点下1度で、日中も気温が上がらず最高気温は3度の予想となっています。今日より10度以上も低く、12月上旬並の寒さとなるでしょう。
週中頃は一時的に寒さがやわらぎますが、来週末は再び寒気が南下しそうです。
今後の雪のタイミングや積雪の可能性は?
この先は度々西高東低の冬型の気圧配置となり、北海道付近には平地で雪の降る目安の寒気(上空約1,500mで氷点下6度)が流れ込むでしょう。
札幌など北海道の日本海側の地域では、明日18日(月)から19日(火)は雪となり、積雪の可能性があります。平地でも10センチ以上の積雪となるおそれがありますので、冬用タイヤの装備や除雪アイテムの用意をしておきましょう。
20日(水)から21日(木)は気温上昇に伴い、雪ではなく雨となる予想ですが、22日(金)以降は再び寒気が南下して雪が降りそうです。週前半の雪ほどではないものの、土日にかけて積雪の可能性があります。
今から間に合う冬支度のポイントは
① 冬用タイヤやチェーンの装備
来週にかけては、平地でも冬用のスタッドレスタイヤが必須です。スタッドレスタイヤはスリップサインが露出してしまうと道路交通法違反となります。履き替え前に確認してください。峠越えを予定されている方は、チェーンも準備しておくとよいでしょう。
また、猛吹雪や交通渋滞で立往生したときのため、ブランケットや使い捨てカイロ、雪かき用のスコップなども車に積んでおくと安心です。
② 除雪アイテムの用意
雪かき用のスコップをいつでも使えるようにしておきましょう。
水分を多く含んでいると重たい雪となり、気温が下がると凍りやすくなります。足元にも注意が必要です。
③ ダウンコートの用意
明日18日(月)以降は、ウールコートを通り越して、ダウンコートが必要な寒さとなりそうです。朝晩はマフラーや手袋などの防寒アイテムも活躍しますので、急いで準備しましょう。
このほかの冬支度に関しては、以下のコラムで詳しく解説しています。本格的な冬の訪れに備えましょう。
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