明日は前線通過で雨風が強まり荒れた天気に！
明日19日(土)は発達する低気圧からのびる前線が通過するでしょう。このため、北海道から九州では、大気の状態が非常に不安定となり、雷を伴った激しい雨が降って大雨となる所がありそうです。予想される雨の降る量は、いずれも多い所で以下の通りです。
＜18日12時から19日12時までの24時間＞
・北海道 120ミリ
・関東地方 60ミリ
・東海地方 80ミリ
・近畿地方 80ミリ
そのあと北陸地方でも20日(日)はじめにかけて警報級の大雨となる所があるでしょう。
土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に注意・警戒が必要です。低気圧や雨雲の発達の程度によっては、北海道では警報級の大雨となるおそれがあります。
また、北海道では気圧の傾きが大きく、風が強まるでしょう。予想される最大風速（最大瞬間風速）は以下の通りです。
＜19日から20日にかけて＞
・北海道 18メートル（30メートル）
強風に十分注意してください。低気圧の発達の程度によっては、暴風となるおそれがあります。
前線通過後は西高東低の気圧配置に！初雪が積雪の可能性も？
前線の通過後は一時的に西高東低の気圧配置となるでしょう。また、明日19日(土)夜から明後日20日(日)にかけて、北海道の上空約1,500mには、平地で雪の降る目安となる氷点下6度前後の今秋一番の寒気が流れ込みそうです。北海道では山地を中心に雪が降り、日本海側では平地でも積雪となる可能性があります。
北海道の早い所では、明日19日(土)の夕方以降に雨から雪へと変わるでしょう。気温の低い時間帯のため、平地でもみぞれとなり、初雪の発表があるかもしれません。また、初雪が積雪となる可能性もあります。
車を運転する方は冬用タイヤへ履き替え、路面凍結による交通障害に注意してください。
週明けにかけては気温変化も大きい！コートが必要なエリアは？
この先は秋らしく天気は数日の周期で変わるでしょう。また、日ごとの気温変化がかなり大きく、晴れる日は放射冷却によって一日の寒暖差も大きくなるでしょう。
明日19日(土)の最高気温は、北海道で17度ほど、東北北部は22度ぐらいで、夜は気温がガクッと下がって10度を下回りそうです。北海道では20日(日)は昼間も10度ぐらいまでしか気温が上がらず、トレンチコートやウールコートの出番となるでしょう。21日(月)もトレンチコートがあってもよいかもしれません。
東北南部や関東以西は、明日19日(土)は28度前後まで上がり、夏日や真夏日一歩手前の暑さとなりますが、20日(日)はガクッと下がるでしょう。東北南部や関東は20日(日)から21日(月)にかけて20度に届くかどうかとなりそうです。日中は長袖のトップスにカーディガンなどを重ね着するとよいでしょう。夜は10度ぐらいまで下がりますので、ジャケットやトレンチコートがあると安心です。
