前線通過で警報級の大雨に!能登半島も激しい雨脚に注意
今日4日(金)のこのあとは、低気圧からのびる前線が通過し、西日本太平洋側から北海道は雨が降るでしょう。前線本体の雨雲が掛かる東海や北陸は日中いっぱい、北海道は夜にかけて激しい雨の降る可能性があります。明日朝までの24時間に予想される雨の降る量は、いずれも多い所で以下の通りです。
▼北海道 100ミリ
▼北陸地方 80ミリ
▼東海地方 120ミリ
▼近畿地方 80ミリ
▼四国地方 100ミリ
▼沖縄地方 100ミリ
警報級の大雨となり、これまでの雨で地盤のゆるんでいる地域があります。また、9月に発生した能登豪雨の被災地域でも雨脚の強まる時間帯がありますので、引き続き土砂災害に警戒・注意し、危険な場所には近づかないようにしてください。お帰りの時間帯はそらくらの雨雲レーダーを確認しましょう。
日中の最高気温は、関東を中心に30度まで上がる予想で、10月としては異例の暑さになりそうです。
明日は前線南下するも太平洋側は傘の出番続く
明日5日(土)は前線が本州の南岸に停滞し、東・西日本は太平洋側ほど雲が広がりやすく、所々で雨が降るでしょう。関東では雨の時間が長く、本降りとなる時間帯があるかもしれません。前線から遠い日本海側を中心に日差しも届きそうです。
北海道や東北は、朝まで雨の残る所もありますが、日本海側から晴れエリアが広がるでしょう。北日本では標高の高い地域から紅葉が進んできていますが、ハイキングを計画されている方は足元にご注意ください。
明日日中は関東南部で気温大幅ダウン!服装選び注意
<明日朝の最低気温>
北海道が15度ぐらい、東北と北陸で17度前後、関東から九州は22度ぐらいでしょう。関東南部を中心にけさは25度を下回りませんでしたが、明日朝はいくぶんヒンヤリと感じられそうです。
<明日日中の最高気温>
北海道が20度前後、東北から九州は25度に届くかどうかにとどまるでしょう。真夏日予想の関東も明日は大きく気温が下がりますから、カーディガンなど羽織る物をご用意ください。