【気象予報士が解説】衣替えいつがおすすめ?都心は10月としては異例の真夏日で半袖活躍

東京都心では今週に入ってから最高気温は25度前後にとどまり、北風が涼しく感じられます。ただ、明日は気温がジャンプアップして再び真夏日が戻りそうです。
暑さの見通しと衣替えのタイミングを気象予報士が解説します!

暑さはいつまで?関東から九州は来週はじめも真夏日の可能性


暖かな空気が流れ込むため、東北から九州では平年より気温の高い状態が続きそうです。
特に4日(金)は真夏日地点が急増し、季節外れの夏のような暑さに注意してください。
朝の最低気温も平年に比べ高く、西日本を中心に熱帯夜となる日もありそうです。締め切った室内では熱がこもって感じられることもありますので、冷房を上手に利用しましょう。

10月2週目も平年より気温は高い!真夏日の最晩記録更新か?


来週10月7日からの1週間も東北から九州で例年以上の異例の暑さとなるでしょう。
仙台では真夏日の最晩日を過ぎていて、関東から九州の各地の真夏日の最晩日が10月の中旬に迫っています。以下、昨年2023年までの真夏日最晩記録となります。
▼仙台9月24日(1960年30.9℃)
▼東京都心10月12日(2013年31.3℃)
▼名古屋10月17日(1961年30.1℃)
▼大阪10月20日(1933年30.0℃)
▼福岡10月14日(1939年30.6℃)
まず、目先1週間では、仙台が真夏日の記録が更新される可能性があります。また、大阪や福岡は戦前に観測された気温となりますが、来週にも記録が更新されるか注目が必要です。
記録が更新されない場合も真夏日近い暑さになる可能性は十分ありますので、最新の天気予報で確認し、服装選びにお役立てください。

衣替えはいつ?徐々に服装の入れ替えがおすすめ

異例の暑さとなっていますが、衣替えはいつ行ったらよいでしょうか?一般に「衣替えの日」とされるのは今日10月1日ですが、すべての服装を秋物に変えるのではなく、少しずつ入れ替えていくことがおすすめです。
気温と服装
まだまだ昼間は暑い日もありますので、半袖やノースリーブはすべてしまわず、カーディガンなど調整しやすいアイテムから出していきましょう!秋色の服装や小物から秋らしさを取り入れるのもおすすめです。
暑い10月の始まりとはなっていますが、少しずつ気温の平年値が下がるとともに真夏日の観測されていく日は少なくなっていく傾向です。明日は久しぶりに関東では日差しがたっぷりと降り注ぎますので、晴れる日を利用して、衣替えを計画的に進めましょう!