『ダブル台風』の影響で月末月初は荒天に?
向こう1週間はダブル台風の動向がポイントでしょう。
1つ目は昨日27日(金)に発生した台風17号。発達しながら北上し、来週中頃は関東や東北太平洋側へ接近する可能性があります。
2つ目は今日午前中に発生した台風18号。こちらも発達しながら北上し、来週中頃は強い勢力で沖縄の南の海上に達しそうです。その後のコースは不確実ながら前線を伴い西日本へ接近するおそれがあります。
ダブル台風の動向に加え、本州付近には前線が停滞しやすい状況が続いていますので、大雨や荒天へ早めの備えを行ってください。
土日の秋晴れで北日本は秋服の準備を進めて
北海道と東北日本海側、北陸は週明けにかけて晴れ間の出る日が続くでしょう。10月2日(水)頃が天気の変わり目で来週後半は雨が降りやすくなりそうです。東北太平洋側と関東は前線や湿った空気の影響で雲が多めで、関東は30日(月)に雨が降り、台風17号のコース次第では雨や風が強まる可能性があります。最新の情報を確認し、荒天の備えをいま一度見直してください。
朝の最低気温は、北海道で13度ぐらい、東北は18度前後、北陸と関東は20度ぐらいで、朝晩は羽織る物が必要になるでしょう。北日本では土日の晴天を使って、秋物コートなどの準備を進めてください。
日中の最高気温は、北海道と東北、北陸は晴れる日を中心に25度を超え、北陸は真夏日に迫る日もありそうです。季節外れの暑さにご注意ください。雨の降る来週後半は20度ぐらいにとどまり、ひんやり体感に変わるでしょう。関東は28度前後で、前線の位置次第では真夏日になる日もありそうです。
来週後半は前線を刺激しまとまった雨の可能性
東海と西日本は10月1日(火)頃にかけては晴れ間の出る日が多いでしょう。ただ、台風17号の進路次第では東海で1日(火)頃は荒天となる可能性もあります。来週後半は、前線が停滞し、雨が降りやすくなりそうです。台風18号のコースが定まらないものの、前線を刺激し、まとまった雨となるでしょう。大雨や荒天となるおそれもありますので、対策はそらくらの『もしもの防災』をご確認ください。沖縄・奄美では向こう1週間は雨が続き、来週2日(水)頃は大荒れの天気となるおそれがあります。
東海と西日本では、朝の最低気温は22度ぐらいで、朝晩は涼しさも感じられそうです。日中の最高気温は晴れる日を中心に真夏日となる所が多く、10月に入ってもまだ熱中症の対策は必要でしょう。雨の降る来週後半は暑さがいくぶんトーンダウンしそうです。