【東北地方で梅雨入り】昨年より9日早く雨のシーズン突入!この先は梅雨入り早々の大雨や梅雨の晴れ間の暑さに要注意

東北地方もいよいよ梅雨入り!昨年より9日早く雨のシーズン突入

今日14日(土)に東北地方で梅雨入りの発表がありました。
・東北北部 平年より1日早い 昨年より9日早い
・東北南部 平年より2日遅い 昨年より9日早い

なお、梅雨入りの発表は速報値で、春から夏にかけての実際の天候を考慮して、9月ごろに確定値が発表されます。その結果、速報値と確定値で日にちが変更となる場合があります。
最新の梅雨入り・梅雨明けに関する情報はこちらからご確認ください。

来週前半にかけて前線停滞で大雨となる可能性

17日(火)にかけては、東北地方で広く雨が降り、雷を伴って雨脚の強まる可能性があります。前線の活動が活発となった場合は、梅雨入り早々に大雨となることもありますので、最新の情報を確認し、備えをしてください。
18日(水)から21日(土)は時折晴れ間が出ますが変わりやすい天気となり、急な雨や雷雨に注意が必要です。
その後は西から前線が近づくため、再びまとまった雨となるタイミングがあるでしょう。
そらくらの「もしもの防災」を参考に雨に備えてください。

来週中頃からは高気圧が張り出す!内陸部で猛暑日の可能性

来週は次第に夏の高気圧が張り出すため、晴れると気温が上昇し、東北地方でも内陸部は35度以上の猛暑日となる可能性があります。6月12日(木)には「高温に関する早期天候情報」が発表され、6月18日頃からは東北地方でも10年に一度の高温が予想されます。

熱中症による救急搬送状況(令和6年)

梅雨の晴れ間は暑さへの耐性=暑熱順化がリセットされやすく、熱中症に警戒が必要です。
消防庁の「令和6年(5月から9月)の熱中症による救急搬送状況」によると、梅雨時期も熱中症搬送者が増えていることが分かります。
猛烈な暑さが予想される日は暑い時間帯の外出をなるべく控え、室内では冷房を使用して快適な温度を保つようにしてください。水分は喉が渇く前に意識的にとるようにし、汗をかいた場合は塩分も含まれているスポーツドリンクを飲むとよいでしょう。また、お子さまやご高齢の方は特に熱中症リスクが高いため、こまめに声掛けを行い、体調に変化がないか確認してください。