週間天気 『熱帯低気圧』の動向次第で今週末は関東で荒天の可能性!西日本は猛暑日が復活?

2つの熱帯低気圧の動向に注意!関東も週末は荒天か?

向こう1週間のポイントは2つの熱帯低気圧の動向です。

1つ目は日本の南海上に停滞している熱帯低気圧。今後24時間以内に台風へ発達する見込みで、週末にかけて動向が定まらないものの、前線を伴って北上する可能性が高まっています。あさって27日(金)頃は予想よりも前線が北上すると関東を中心に太平洋側に雨の範囲が広がって荒天となる可能性もあります。
2つ目は月替わりで沖縄・奄美方面に近づく熱帯低気圧です。台風まで発達してその後の進路がこちらも定まりませんが、10月1週目の週末に本州付近に接近を予想するモデルもあります。今後の動向に十分ご注意ください。

来週中頃は前線通過で荒れ模様の可能性


北海道から関東、北陸は、天気が数日の周期で変化するでしょう。27日(金)頃は北海道と関東で、28日(土)は東北で雨が降りそうです。来週中頃は前線が通過し、雨や風が強まる可能性があります。最新の情報にご注意ください。
朝の最低気温は、北海道が13度ぐらい、東北は20度を下回り、北陸と関東は22度前後で、朝晩は空気がひんやりと感じられるでしょう。
日中の最高気温は、北海道が23度ぐらい、東北は25度前後で、雨の日は肌寒く感じられそうです。北陸と関東は30度前後まで上がる日もありますが、雨の降る時間が長いと予想よりも気温が上がらないかもしれません。

西日本は猛暑日の可能性あり!まだまだ熱中症対策を万全に


向こう1週間は、東海と西日本で晴れ間の出る日が多いでしょう。ただ、週明け30日(月)頃は前線の北上に伴って太平洋側を中心に雨のぱらつく所がありそうです。次にまとまって雨が降るのは来週2日(水)頃で、日本海側が中心ですが太平洋側も雨が降るかもしれません。
沖縄・奄美は前線が停滞しやすく、週末は雨が降りそうです。熱帯低気圧の動向次第では、来週中頃は荒天となる可能性がありますので、今後の動向にご注意ください。
朝の最低気温は25度を下回る所が多く、寝苦しさからは解放されるでしょう。ただ、窓を閉め切った室内では暑く感じられるかもしれませんので、冷房はタイマー機能などを上手に使ってください。
日中の最高気温は30度以上まで上がり、東海から九州は猛暑日となる可能性があります。異例の残暑で体には大きな負担が掛かっていますから熱中症や夏バテに十分注意が必要です。