週間天気 『台風の卵』が次々と発生!次の三連休は熱帯低気圧が西日本へ接近する可能性

晴れ間が続くも次の三連休の天気は?


この先1週間のポイントは熱帯低気圧の動向です。日本の南の海上は台風の卵である「熱帯擾乱(ねったいじょうらん)」が発生しやすい状況が続いています。特に今週後半に発生が予想される熱帯低気圧によって、西日本では来週の三連休の天気が荒天になる可能性がありますので、最新の天気予報をご確認ください。また、この土日に台風の備えを見直しましょう。

前線の北側は初秋の涼しい空気!朝晩はヒンヤリする日も


<北海道~関東・北陸>
向こう1週間は高気圧に覆われ晴れ間の出る日が多いでしょう。ただ、秋雨前線の影響で明日から週明け9日(月)にかけては関東や北陸で雨が降りやすくなりそうです。また、前線が通過するため11日(水)頃は北海道で傘の出番となるでしょう。
最低気温は、北海道が17度前後で、内陸部では15度を下回る朝も出てきそうです。東北で20度前後、北陸と関東は23度ぐらいと、熱帯夜から解放される日が多くなるでしょう。最高気温は、北海道が28度ぐらい、東北は30度前後の日が多く、前線の北側に入る週の後半は暑さが若干やわらぎそうです。北陸と関東は33度ぐらいの日が多く、晴れると猛暑日近くとなって厳しい残暑が続くでしょう。

前線の南側は夏の空気!猛烈な残暑続き熱低の動向注意


<東海~沖縄>
東海から九州は向こう1週間、晴れ間の出る日が多いでしょう。ただ、10日(火)は太平洋高気圧の縁を回るように暖かく湿った空気が流れ込み、太平洋側ほど雲が多く雨が降りやすくなりそうです。また、週後半は動向が不確実ながら熱帯低気圧が西日本方面に接近し、台風まで発達する可能性もあるため、最新情報に注意し、早めの対策を行ってください。
沖縄・奄美は12日(木)頃まで雨が続き、雨や風が強まって、荒れた天気となる可能性があります。
東海から沖縄の最低気温は25度前後で、朝から蒸し暑いでしょう。日中の最高気温は、東海から九州で35度ぐらいまで上がり、猛烈な残暑が続きそうです。