東海や関西で40度近い酷暑に!できる限りの対策を
今日2日(金)は夏の高気圧に覆われ、東北から沖縄県は広く晴れるでしょう。梅雨明けした東北北部も夏空が広がりそうです。午前中からハイペースで気温は上がっていて、すでに気温は35度を超えている所があります。主要都市の予想最高気温は高い順に以下の通りです。
▼予想最高気温39度
京都
▼予想最高気温38度
名古屋(愛知県)、岐阜、大阪、奈良、山口、高松(香川県)
関東から九州では猛暑日地点が多くなり、続く暑さによって体へ大きな負担がかかっています。熱中症の対策は万全に行ってください。また、気温の上がる午後は、関東北部や九州、静岡県や長野県、山梨県のそれぞれ山沿いを中心に夕立や激しい雷雨があるかもしれません。天気の急変にご注意ください。
北海道は湿った空気が流れ込むため、晴れ間が出ますが、雲が多く、道北の所々で雨が降るでしょう。
土日は関東から九州の山沿いで不安定エリア拡大!急変に注意
明日3日(土)も高気圧に覆われ東北から沖縄県は夏空が広がるでしょう。ただ、この土日の午後は日に日に不安定エリアが拡大することがポイントです。山沿いを中心に雷雲が発達して、東北や関東、中国・四国など平地にも雨雲が流れ込む可能性があります。夏休み中でキャンプや川遊びなどの屋外レジャーの計画を立てている方は、そらくらの雨雲レーダーでこまめに天気を確認し、あやしい真っ黒い雲が近づいてきたらコンクリート製の建物や車に避難するようにしてください。また、明日は秋田市内で竿燈まつりが行われますが、午後は急な夕立があるかもしれません。念のため雨カッパや折り畳みの傘の用意があると安心です。
北海道は低気圧からのびる寒冷前線が通過するため、雲に覆われ雨が降りやすく、道北では日中いっぱい激しい雨や雷雨になる所があるでしょう。予想される雨の降る量は、いずれも多い所で日本海側北部は120ミリ、オホーツク海側北部は100ミリとなっています。断続的な雨による大雨災害に十分ご注意ください。
東海~九州で体温超えの暑さも!水分補給を意識して
明日朝の最低気温は、北海道が20度前後、東北は24度ぐらい、関東から沖縄県は27度前後でしょう。近畿や四国の盆地を中心に29度予想となっていて、朝から厳しい蒸し暑さになりそうです。
明日日中の最高気温は、北海道が30度前後、東北で33度ぐらい、関東から沖縄は35度前後まで上がりそうです。東海から九州は体温並や体温超えの危険な暑さが続くでしょう。土曜ということで平日とは異なる行動をとる予定の方は、ペットボトルや水筒を持ち歩き、喉が渇く前に水分をとるようにしてください。