週間天気 北は低気圧や前線通過・南は台風接近で荒れた天気のおそれ 東・西日本は危険な暑さとゲリラ豪雨に警戒!

この先は北・東西・南のエリア毎に傾向異なる

この先の天気は、北・東西・南でそれぞれ傾向が大きく異なるでしょう。
北側の北海道や東北は低気圧や前線が度々通過し、雨や風が強まって警報級の大雨となる可能性があります。普段あまり雨に慣れていない地域ですので、土砂災害や川の増水、低い土地の浸水に警戒してください。
東・西日本は、関東から九州ではよく晴れて35度前後まで気温が上がり、酷暑が続くでしょう。近畿や中国地方、九州北部はまもなく梅雨明けとなり、北陸も来週は晴れる日が増えそうです。ただ、天気マークに“傘”がなくても午後は局地的に雨雲が急発達し、ゲリラ豪雨となる可能性があります。
南側の沖縄や奄美は、今後台風に発達が予想される熱帯低気圧の影響を受けるでしょう。動向がまだ不確実ながらも来週には沿岸部で波風が強まり、荒れた天気となる可能性があります。

北海道や東北は大雨・関東は酷暑とゲリラ豪雨に警戒


北海道や東北は雨が降りやすいでしょう。特に低気圧や前線の通過が予想される22日(月)・23日(火)から24日(水)午前中・25日(木)午後から26日(金)は、雨や風が強まり荒れた天気となる可能性があります。通過のタイミングはまだ変わる可能性があるため、最新の予報を確認し、早めに対策をしてください。
北陸は22日(月)までは雨が降りますが、23日(火)以降は晴れ間が戻るでしょう。平年では梅雨明けの頃ですが、その先は再び前線が通過する可能性があり、梅雨明けはもう少し先となるかもしれません。
関東は晴れて強い日差しが照り付けますが、午後は局地的に雨雲が急発達し、ゲリラ豪雨となる可能性があります。
最高気温は、北海道や東北で30度前後と蒸し暑いでしょう。北陸は33度ぐらい、関東は35度を超える日が多く、体温並や体温超えの危険な暑さが続きそうです。ピーク時の外出は控え、喉が渇く前に水分補給をしてください。

近畿~九州北部は梅雨明けまもなく!沖縄は台風に要注意


今日20日(土)は近畿北部から中国地方の日本海側で雨が降っていますが、明日21日(日)以降は晴れの天気が続くため、近畿・中国地方・九州北部もいよいよ梅雨明けとなりそうです。晴れる日は気温がグングン上昇して35度以上の猛烈な暑さが続き、来週前半は東海や近畿で37~38度の危険な暑さが予想されています。気温の上がる午後は大気の状態が不安定となるため、急な雨や雷雨にもご注意ください。
沖縄や奄美は、週明けの22日(月)頃までは晴れますが、その先は台風の影響を受けるでしょう。沖縄は雨が降りやすく、波風が強まって荒れた天気となる可能性があります。最新の台風情報を確認し、船舶の固定や強風対策などを早めに行ってください。