四国で平年比・昨年比ともに遅い梅雨明け
先ほど気象庁から四国地方で梅雨明けしたとみられると発表がありました。
平年より2日、昨年に比べ3日、いずれも遅い梅雨明けです。
高知県や徳島県は平年の梅雨期間の雨量を下回った地域があった一方、香川県や愛媛県では平年よりもおよそ1.5倍の雨量となった地点もありました。
なお、梅雨は季節現象であり、その入り明けは、平均的に5日間程度の移り変わりの期間があります。また、気象庁では秋に梅雨入りと梅雨明けが判断され、見直されることがあります。梅雨の期間については、こちらの特設サイトでも解説しています。
この先1週間の天気と気温は?
この先1週間は四国4県のいずれも晴れの天気が続きそうです。
ただ、来週後半は日本のはるか南の海上にある台風の卵が沖縄付近に接近する可能性があり、その周辺の暖かく湿った空気が流れ込んで、雲の多い天気に変わる可能性があります。
最低気温は連日25度以上の熱帯夜が、最高気温は35度前後まで上がるでしょう。
気温の上がる午後は大気の状態が不安定となり、山沿いを中心に雷雨となって天気の急変する可能性があります。
熱中症に注意!今年は熱中症特別警戒アラート運用開始
連日の暑さで体には知らず知らずのうちに大きな負担が掛かっています。冷房はつけっぱなしにしたり、高齢者や子供は特に熱中症によるリスクが高いため、呼びかけを行ってください。
また、今年からは熱中症のリスクを一層呼びかける目的で「熱中症特別警戒アラート」の運用が開始されました。来週は特に暖かな空気が流れ込み、最高気温が予想以上に高くなる可能性もあります。この機会にご自宅や職場付近で暑さをしのげる環境をいま一度確認してみましょう!熱中症特別警戒アラートの解説はこちらのコラムでチェックしてみてください。