茨城県で「熱中症警戒アラート」発表!関東は広く暑さ指数31以上に
今日24日(月)は、茨城県と鹿児島県(奄美地方も含む)、石垣島や与那国島のある八重山地方で「熱中症警戒アラート」が発表されました。
午前中は東海や関東の広い範囲で日差しが届き、最高気温はグングン上昇。
アメダス静岡で35度を超え、東京都心で今年一番の暑さを観測しました。今日午後も熱中症の危険の高い暑さとなるでしょう。
明日も猛暑日予想?関東では危険度高い状態が続く
今日ほどではないものの、明日も関東を中心に真夏のような暑さが予想されています。
最高気温は前橋(群馬県)で35度予想と、関東内陸部では猛暑日になる所もあるでしょう。予想よりも晴れる時間が長い場合は、さらに気温の上昇する可能性もあり、湿度が高いため明日も熱中症リスクが高いでしょう。
この時期から始めたい!熱中症対策とは?
梅雨時期ということもあり、油断されている方も多いかもしれませんが、晴れ間が出て急激に気温の上がるような今日・明日は特に熱中症のリスクが高まります。
ご高齢の方やお子様、基礎疾患をお持ちの方は、特に熱中症になる危険が大きいため、周囲の方が積極的に声を掛けたり、様子を気遣ったりするようにしましょう。
本格的な夏を前に、これから始めたい熱中症対策をまとめてみました!
①暑熱順化(暑さに慣れること)を意識する
梅雨明けまでに暑さに体を慣らす「暑熱順化」を完成させましょう。
有酸素運動や入浴、筋トレやストレッチなども行い、汗をかく練習をしてください。詳しくはこちらのコラムを確認してみましょう!
②栄養バランスの取れた食事
突然の暑さで食欲が落ちている方もいるかと思いますが、栄養バランスを意識してみましょう。のど越しが良いそうめんだけではバランスが取りにくいため、疲労回復効果のあるビタミンBを多く含む豚しゃぶや、クエン酸を含むトマトなどの組み合わせがおすすめです。体が冷えすぎないよう温かいお茶などを飲んでも良いでしょう。
③質の良い睡眠
今夜は東京都心で今年初めて熱帯夜になるかもしれません。冷房や扇風機を上手に使い、睡眠環境を調整しましょう。部屋の温度を下げるには、意外と時間が掛かるため、就寝1時間前には冷房を使い始め、布団の温度を下げることを意識してみましょう。