沖縄で梅雨明け発表!5月・6月の那覇の降水量は1000mm超え!梅雨明け後に注意したいポイントとは?

沖縄地方で梅雨明け!平年並みの発表に

沖縄地方では6月20日午前中に梅雨明けの発表がありました。全国一番乗りの発表です。
平年より1日早く、昨年より5日早い梅雨明けです。沖縄地方の梅雨入りは5月21日頃に発表されましたので、およそ1か月間の梅雨期間は幕を閉じ、いよいよ本格的な夏の到来となります。
※梅雨は季節現象であり、その入り明けは、平均的に5日間程度の移り変わりの期間があります。また、気象庁では秋に梅雨入りと梅雨明けが判断され、見直されることがあります。

今年の梅雨を振り返る


※2024年6月中旬の降水量は6月19日までのデータ
今年の梅雨の特徴は短期間で、那覇を例にみると5月と6月の2か月間で1000mmを超える降水量が観測されました。特に6月に入ってからの降水量はすでに750mmを超え、6月の月間の降水量は、130年以上続く観測の中ですでに3番目の多さとなっています。

梅雨明け直後に注意したいポイント3つ

梅雨明け後に注意したいポイントを3つまとめてみました。

①熱中症

今日も石垣島や与那国島では「熱中症警戒アラート」が発表されていますが、例年、梅雨明けのタイミングが年間で最も熱中症の救急搬送車数が増える時期です。
こまめな水分補給はもちろん、室内も熱中症リスクが高まりますので、冷房を使用し、暑さ対策を意識しましょう。

②海水浴

沖縄で海のレジャーをする方の増える季節となっていますが、海水浴中の事故が毎年のように発生しています。そらくらでは、こちらのコラムで離岸流のポイントなどをまとめていますので、ぜひ確認してみましょう!

③急な雷雨

天気急変のサイン
「梅雨明け十日」の言葉通り、この先、沖縄県内は晴れ間の出る日が続きますが、急な雨や雷雨には注意が必要です。天気急変の3つのサインに注意し、兆しに気づいたら、近くの頑丈な建物の中に避難しましょう。ゲリラ豪雨の原因と仕組みについても解説していますので、いま一度チェックしてみましょう。