都心は3月の最高気温を10年ぶりに更新
今日31日は、高気圧の圏内となり、北日本や関東、北陸は広く晴れるでしょう。北海道の雨や雪のエリアも時間とともに狭くなりそうです。一方、西日本を中心に雲が多めで、東海から九州では、所々でにわか雨や雷雨があるでしょう。沖縄・奄美は傘の出番が続き、特に奄美で夜は1時間50ミリの非常に激しい雨が予想されています。雨の強さや降り方はコチラで解説しています。
日中の最高気温は東北から南で平年を大幅に上回る陽気となるでしょう。特に関東周辺では今年初めての夏日になる所もあり、東京都心と熊谷、甲府、静岡は27度の予想です。東京都心で午前11時までに、最高気温が25.6度を記録し、150年近い観測の中で3月の最高気温をおよそ10年ぶりに更新しました。厚着をしている方は汗をかく暑さになりますので、こまめな水分補給を心掛けてください。
明日は広く晴れるが不安定エリアあり
明日4月1日は、北海道から九州で晴れる所が多いでしょう。広く青空のもと新年度のスタートが切れますが、上空の寒気の影響で、北日本と関東南部、新潟県は大気の状態が不安定で、天気の急変する可能性があります。入社式を控える新社会人の皆さまは、カバンに折り畳みの傘を入れたり、新しい靴に防水スプレーをかけたりしましょう。また、急な雷雨に備え、外出は時間に余裕を持って行動してください。大気が不安定なときに発生しやすい現象については、こちらをチェックしてみましょう。
西日本は安定した晴天となりますが、沖縄・奄美付近には前線が停滞し、天気がぐずつくでしょう。午前中は、雷を伴って雨脚の強まる時間帯もありますので、ご注意ください。
昼間は西日本で上着いらずの陽気が続く
＜明日朝の最低気温＞
北海道と東北北部は0度前後、東北南部と北陸は5度ぐらいで冷えそうです。関東から九州は10度前後と、けさに比べると冷えますが、この時期としては比較的暖かいでしょう。
＜明日日中の最高気温＞
北海道が8度前後、東北と北陸は15度ぐらい、関東から九州は20度以上の所がほとんどで、季節を先取りした陽気が続きそうです。特に西日本は、九州や四国で夏日になる所もあり、上着いらずの暖かさになるでしょう。
