今日も全国的に北風が強い!東北太平洋側では記録的な大雪に
今日27日(火)は、急速に発達中の低気圧の影響で、本州付近の等圧線の間隔の狭い状態が続くでしょう。
このため、全国的に北寄りの冷たい風が強まっています。
▼北海道えりも岬 39.5メートル 北北東(02:34)
▼栃木県那須高原 30.7メートル 西北西(08:42)
▼福島県白河 28.5メートル 北西(10:25)
▼東京都八王子 28.1メートル 北北西(09:05)(※2月1位の値を更新)
▼栃木県奥日光 27.5メートル 西北西(09:35)
北・東日本の太平洋側沿岸部では暴風や高波に引き続き、警戒をしてください。
今日このあとの天気は、北海道と東北北部で雪が、東北南部と北陸から山陰で雪や雨が降りそうです。特に岩手県では、沿岸の岩泉と宮古で午前11時までの12時間降雪量が50センチ以上となるなど、記録的な積雪となっています。今日日中いっぱいはドカ雪にも警戒が必要です。
太平洋側は、雲が目立つ地域もありますが、おおむね晴れるでしょう。
晴天続かず週末の荒天に備えて!
明日28日(水)は、高気圧に覆われるため、全国的に晴れるでしょう。雪の降る範囲は新潟県の山沿いに限られ、その範囲も小さくなりそうです。ただ、天気の移り変わりは早く、夜にも前線が接近し沖縄県や九州北部の一部で雨が降り始めるでしょう。
この先、うるう日の29日(木)から3月1日(金)は前線の通過に伴い、まとまった雨が予想され、前線通過後のこんどの土日は日本海側で雪や風が強まり、荒れた天気が予想されています。明日の晴天を活用し、雨や雪の備えを見直しましょう。
寒暖差の大きい一日!スギ花粉も多く飛散
朝の最低気温は、北海道では氷点下7度前後で、内陸部は氷点下10度ぐらいまで下がり、冷え込みが強まるでしょう。東北から九州で3度前後となり、内陸部は氷点下の冷え込みになりそうです。
日中の最高気温は、北海道が0度前後、東北で5度を少し超えるぐらい、北陸は8度前後でしょう。関東から九州は13度ぐらいまで上がり、日なたでは、ぬくもりも感じられそうです。
なお、暖かさが戻ることによって、スギ花粉は東・西日本で多く飛び、東北南部も少なめながら飛び始めるでしょう。花粉症の対策は、こちらのコラムも確認してみましょう!