秋田県横手市では、横手かまくらが毎年2月15日と16日に行われます。
このコラムでは、会場となる横手市の天気や服装情報、横手市内の観光名所について紹介していきます！
かまくらは何のための行事？ かまくらの作り方は？
かまくらは、川や湖、井戸の中に住むとされる水神様をまつる小正月の行事です。
豪雪地帯の横手市では、かまくら作りが約450年の歴史があるといわれていて、かまくらの中には、子どもたちが入り「はいってたんせー（かまくらに入ってください）」や「おがんでたんせー（水神様をおがんでください）」といいながら、お餅やあまえこ（甘酒）をふるまいます。
かまくらは、市内に80基ほど作成され、人が入れるサイズの大きいかまくらだけではなく、町中にミニかまくらも作られるようになり、夜にはあかりが灯り、ロマンチックな光景が広がります。
かまくらは、どのように作られているのでしょうか？そらくらのこちらのコラム内のドーム型の作り方と一緒となっています。気になる方は確認してみてください。
どこで見られる？時間帯も確認
会場は横手市役所本庁舎前、横手公園、二葉町通り、羽黒町通り、そのほか市内一円となっています。冬期は休館している横手城も、かまくらイベント中は臨時開館し、かまくらと一緒にお城を眺めることができます。
時間は18～21時にライトアップされ本番となりますが、昼間もかまくらの大きさを堪能することができます！
気象予報士が横手市の週末の天気を解説！
今週前半にかけて南から暖かな空気が流れ込み、異例の暖かさになりそうです。おまつり1日目の15日(木)は雨が予想されていますが、夜には強い寒気が流れ込み、しだいに雪へと変わっていくでしょう。2日目の16日(金)は午前を中心に雪が降りやすく、厳しい寒さとなりそうです。
寒さは予想されますが、かまくらの中は空気の冷たさや雪は防いでくれるでしょう。
ただ、日中も ダウンコート ＋ マフラー ＋ 手袋 ＋ スノーブーツ は必須で、手が空くリュックサックや使い捨てカイロなどがあると安心ですよ！
かまくらは一年中見られる？横手市と近隣の観光スポット
すぐには横手市に行けない…という方も必見！実は横手市内には、一年中かまくらを見ることができる施設があるんです！
横手市役所の隣にある「ふれあいセンターかまくら館」です。
常時-10℃ほどに保たれた「かまくら室」では、一年を通して、本物の雪で作られたかまくらを見ることができます。売店も併設されているため、特産品も買うことができます！
写真：増田の街並み
また、かまくらの会場からは少し離れてしまいますが、増田町の観光もおすすめです。
蔵の街並みが広がり、雪の中、幻想的な光景が見られ、酒蔵も多いため、日本酒がお好きな方はお土産に購入されてみてはいかがでしょうか？蔵の中を見学できる施設もありますので、観光する際はチェックしてみましょう！
ここまで横手のかまくらや観光について解説しました！
この週末のお出かけの参考にしてみてください。
＜参考＞
・横手市観光協会「横手の雪まつり【かまくら】」
https://www.yokotekamakura.com/event/3-5/
・横手市「（冬）横手のかまくら」
https://www.city.yokote.lg.jp/kanko/1004035/1004590.html
