東北や東日本の太平洋側は大雨災害に注意・警戒
低気圧が本州南岸を通過する影響で、東北や東日本では広く雨や雪が降るでしょう。昼過ぎまでは、関東地方で雷を伴った1時間40ミリの激しい雨の降る所がありそうです。その他の地域も太平洋側を中心に活発な雨雲が掛かり、大雨になる所があるため、土砂災害や川の増水など大雨災害に注意・警戒が必要です。低気圧が接近するタイミングで雨の降り方が強まるため、雨雲レーダーで定期的に動きをチェックしてみるのも良いでしょう。また、大雨災害への備えはこちらのコラム一覧から確認してみてください。
また、東北太平洋側や関東地方の沿岸域では風が強まるため暴風に警戒し、高波にも警戒が必要です。飛ばされやすい物の室内への移動や船舶の固定など対策は万全にしてください。
一方、西日本は昼前後からは広く雨がやみ、九州南部や四国など太平洋側では日差しの届く所もありそうです。
沖縄県は午前中に雨が降りますが、昼過ぎからは広くやむでしょう。
日中は西日本中心に3月並の暖かさ
最低気温
北海道は氷点下5度を下回る所が多く、北ほど厳しい冷え込みとなるでしょう。特に、旭川や北見では氷点下20度前後と平年より大幅に低くなりそうです。
東北で0度ぐらい、関東は3度ほどとなるでしょう。関東では20日朝より冷え込むため、朝から外出される方はカイロを手元に用意しておくなど、防寒に努めてください。
一方、西日本で9度前後、沖縄県は18度ぐらいと平年より大幅に高くなりそうです。
最高気温
北海道は0度前後ですが、日本海側北部やオホーツク海側では氷点下3度ぐらいで真冬日となる所もあり、真冬の寒さが続きそうです。
東北が5度ほど、北陸で9度ぐらい、関東から九州は13度前後となるでしょう。沖縄県は20度ぐらいとなりそうです。西日本中心に平年よりグッと高く、3月並の暖かさとなる所が多いでしょう。
広く雨具が必要!水をはじくレインウェアがあると安心
北・東日本中心に広く雨や雪で、風も強まるため、丈夫な雨具が必要でしょう。水をはじく素材のレインウェアなどを用意しておくと安心です。
西日本では、昼前後から雨の止む地域が増えるため、お出かけ先などで傘の置き忘れがないようにお気を付けください。