みなさんのお子さんは折り紙、好きですか?我が家の子供たちは折り紙が大好き。保育園で折り方を教わったり、YouTubeで検索したりして、色々なものを制作しています。
今回は、クリスマスの飾りとして使える「雪の結晶」の切り紙の作り方をご紹介します。ぜひ、クリスマスの準備にお子さんと作ってみて下さい。
雪の結晶を折り紙で作ってみよう!
必要なもの
・好きな折り紙(ブルー系やキラキラした折り紙がおすすめです)
・えんぴつ
・ハサミ
それでは、早速作り方を説明していきます!
<手順1>
裏側が表(色のついた面が内側)になるように、折り紙を三角に折ります。
<手順2>
もう一度三角に折って、折り目を付けます。
<手順3>
底辺を3分の1(60°)になるようイメージして、クレープのように折ります。
<手順4>
反対側を重ねます。
<手順5>
半分に折ります。
<手順6>
えんぴつで、結晶の形を下書きします。
結晶じゃなくても、お好きな形を書いてOKです。どんな形になるかも開いてからのお楽しみです。
下書きが終わったら、ハサミで切ります。例えば、こんな形にすると、、、、、
<手順7>
ゆっくり開いて、できあがりです!
雪の結晶の形を参考にしたい方は、こちらのコラムで紹介していますので、参考にして見て下さい!
【子育てコラム】冬休み特集!雪の結晶の世界をのぞいてみよう!
作った結晶はお部屋の飾りやメッセージカードに活用を
作った結晶のおすすめの飾り方を紹介します。
①紐でつるしてガーランドに
タコ糸などを付けて吊るせば、雪の結晶ガーランドに。ゆらゆら揺れてとても可愛いです。クリスマスツリーを飾っているお宅では、ツリーに吊るしても良いですね。
②画用紙などの大き目の紙に貼って飾る
大き目の紙にたくさん貼ってみましょう。
わが子は、上手に切れた雪の結晶を先生に見せたくて保育園に持って行ったところ、この方法でお部屋に飾ってくれ、子供が大喜びしたのを覚えております。
③メッセージカードに貼って、手作りクリスマスカードに
折り紙を四分の一のサイズにカットして、同じ方法で作ると、はがきサイズに貼れる雪の結晶を作ることができます。ぜひカードに貼って、手作りクリスマスカードをプレゼントして見て下さい!
折り紙で育む子供の力
折り紙には、子供にも保護者にとってもメリットがたくさんあります。それぞれのメリットを紹介します。
<子供へのメリット>
・指先が器用になる
折るという作業は、小さな子供達にとって難しい作業です。どの指で紙をおさえて、どの指で折り目を付けてと工夫をしながら作るうちに、指先がどんどん器用になっていきます。細かい手順も多いですから、遊びの中で指先をトレーニングすることができ、手先が器用になっていきます。
・集中力・忍耐力がつく
折り方を見ながら、完成に向けて折り進めていくことで、集中力が養われます。途中でわからなくなってもあきらめずに折っていくことで、忍耐力もついていきます。あきらめない心、大事ですね!
・コミュニケーションのツールになり、子供の情緒安定が図れる
折り紙を誰かと一緒に折ったり、折り方を教えてもらったりすることで、コミュニケーションのツールになります。お友達、保護者、兄弟・姉妹、おじいちゃんおばあちゃん、先生など色々な年代の方と話ながらできる魅力的な遊びです。一緒に折り紙を折る時間は、子供たちに満足感・達成感を与えるとともに、安心感を与えることもできます。
また、近年では日本文化の一つとして海外でも注目を浴びているので、海外交流の際も役立ちますね。
・想像力が高まる
どんな形になるか想像しながら折っていくため、想像力も養われます。折ったものからイメージを膨らませて、独自の作品を作っていくのも子供ならではではないでしょうか。
<保護者へのメリット>
・どこでも遊べる
紙と折るスペースがあれば、どこでも遊べる遊びです。病院での診察待ちの時間、電車での移動中、外食中の待ち時間などちょっと退屈な時間でも、紙さえあれば楽しい時間に変えることができます。
・コスパが良い
我が家は百円均一ショップで折り紙を購入しています。24色入って120枚というような折り紙を使っているので、リーズナブルに遊べます。収納も、ほかのおもちゃ達に比べると幅を取らず片づけることができ、とても助かっています。
クリスマスの準備に、ぜひお子さんと作成してみて下さいね!
<参考文献>
保育者養成における「折り紙」指導の必要性についての一考察
梨本 竜子
https://n-seiryo.repo.nii.ac.jp/record/1513/files/T1509.pdf