各地で今季一番の寒さ！数日で10度前後下がる所も
10日(金)は、寒冷前線が通過して全国的に雨が降り、この雨を境に季節が一気に前進するでしょう。10日(金)から11日(土)にかけては冬型の気圧配置が強まり、平地で雪の降る目安の寒気が北海道や東北北部をすっぽりと覆いそうです。北よりの風が強まるため、東京地方や近畿地方では、この週末に木枯らし1号の発表があるかもしれません。
また、気温の変化が非常に大きく、週末から全国的に気温が下がり、今季一番の寒さとなるでしょう。数日で昼間の気温が10度近く下がる所もありますので、服装選びに注意が必要です。
札幌などで初雪の可能性
9日(木)は広く晴れ間がありますが、10日(金)は雨が降り、前線通過のタイミングで雨脚が強まるでしょう。前線の通過後は今季一番の寒気が流れ込み、北海道や東北北部は平地でも雪が降り、札幌などで初雪となる可能性があります。また、北陸や関東甲信の山沿いでも雪となる所があるでしょう。最新の情報を確認し、冬用タイヤにするなど、早めに雪へ備えてください。
日中の気温は、9日(木)までは、北陸や関東では広く20度を超えますが、11日(土)以降は15度を下回る所が増え、新潟や長野では数日のうちに10度前後も気温が下がるでしょう。北海道は、この週末から最高気温がひと桁になり、冬物のコートが活躍しそうです。
近畿北部や山陰はぐずつく
10日(金)は前線が通過するため、東海以西も雨となるでしょう。11日(土)以降も、近畿北部や山陰はくもりや雨の天気となりそうです。東海から四国の太平洋側や九州は、11日(土)以降はカラッと晴れるでしょう。
日中の気温は、9日(木)までは夏日一歩手前となる所があり、季節外れの陽気となりそうです。ただ、西から寒気が流れ込み、日本海側では11日(土)から、太平洋側でも週明けの13日(月)は15度前後まで気温が下がるでしょう。日ごとの気温変化に加えて、朝晩もガクッと下がりますので、体調管理にお気を付けください。
