ようやく厳しい暑さの出口が見えそう
この先一週間は、秋雨前線が本州を南下しそうです。
三連休最終日で敬老の日の18日(月)は、北海道や九州北部で、週後半の22日(金)頃は九州~東北で、まとまった雨が降るでしょう。
「暑さ寒さは彼岸まで」という言葉がありますが、前線の位置次第ではあるものの、彼岸入りの20日(水)を過ぎると厳しい暑さはトーンダウンしそうです。
週後半は雨で空気入れ替わる
<北・東日本>
18日(月)は、秋雨前線や前線上の低気圧の影響で、北海道はまとまった雨が降るでしょう。東北も雨の降りやすい天気となりそうです。関東や北陸は晴れてお出かけ日和となりますが、山沿いを中心に急な雨や雷雨にご注意ください。連休明けの19日(火)~20日(水)は、関東で晴れ間が出ますが、前線に近い日本海側はすっきりしないでしょう。また、週後半の22日(金)頃は前線が南下し、関東でも傘の出番になりそうです。
最高気温は20日(水)にかけて関東や北陸で33度前後と猛暑日近い暑さになりますが、前線が南下し北寄りの風に変わると30度に届かない日もあり、厳しい暑さは少し和らぐでしょう。
九州北部は大雨災害に厳重警戒 厳しい残暑続きそう
<西日本・東海>
18日(月)は広く日差しが届くものの、九州北部は雨が降り、午前中は雷を伴って非常に激しい雨の降るおそれがあります。これまで大雨で既に記録的な雨量となっているため、土砂災害や川の増水・氾濫に厳重に警戒をしてください。連休明けは雲が多く、所々で雨雲が掛かりそうです。次に雨が予想されるのは22日(金)頃で、広くまとまった雨になるでしょう。
最高気温は30度を超える日が多く、厳しい残暑はまだ続きそうです。ただ、朝晩は少しずつ気温が下がり、秋の気配を感じられるかもしれません。