西日本の日本海側・東海 大雨災害に警戒
本州付近に梅雨前線が停滞するでしょう。このため、九州から東北南部では雷を伴って雨が降り、九州の東シナ海側や中国地方、東海の内陸部を中心に活発な雨雲が掛かり、激しく降る所がありそうです。今までの雨で地盤が弱くなっている所があるため、土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水等に警戒して下さい。
また、西日本の太平洋側でも、四国山地や紀伊半島など、湿った風が流れ込む山地の南側斜面を中心に、雨脚の強まりに注意が必要です。
東北北部は雲が多く、所々で雨となるでしょう。
梅雨前線から離れている北海道は晴れますが、オホーツク海側や太平洋側では海霧が出るため、沿岸部で雲が目立ちそうです。また、北海道の内陸部では午後は大気の状態が非常に不安定になるため、竜巻等の激しい突風や落雷に注意して下さい。
一方、沖縄は晴れるでしょう。
なお、10日㈪にかけて、梅雨前線が停滞するため、東・西日本では総降水量が増えるおそれがあります。今後の気象情報に気を付けて下さい。
北海道 今年一番の暑さになる所も
最低気温は北海道が20度ほど、東北で22度ぐらい、関東から九州・沖縄は26度前後で、東・西日本では朝からムシムシとしそうです。
最高気温は全国的に30度前後となり、九州南部では猛暑日予想地点の所があるでしょう。北海道では真夏を上回る暑さになりそうです。外出時は無理な運動を避け、なるべく木陰で過ごすなど、熱中症対策を万全にして下さい。
東・西日本 広い範囲で傘必要
九州から東北南部は傘が必要でしょう。特に、西日本の日本海側や東海では雨脚が強まるため、大きめの傘があると安心です。東北・北海道は折り畳みの傘があると安心でしょう。沖縄本島は傘の必要はなさそうです。