梅雨前線が活発化！警報級の大雨のおそれ
梅雨前線が北上して東・西日本にのび、台風由来の暖かく非常に湿った空気が流れ込むため、前線の活動が活発になりそうです。このため、全国的に雨となり、東・西日本では雷を伴って非常に激しく降る所があるでしょう。予想される雨の降る量は、いずれも多い所で以下の通りです。
＜2日18時までの24時間＞
四国地方 300ミリ
東海地方、近畿地方 250ミリ
関東甲信地方、中国地方、九州南部 200ミリ
北陸地方、九州北部地方 180ミリ
奄美地方、沖縄地方 150ミリ
＜3日18時までの24時間＞
伊豆諸島、近畿地方 100～200ミリ
関東甲信地方、東海地方、四国地方 100～150ミリ
各地で今年一番の大雨となり、警報級の大雨となるおそれがあります。中国・四国では、線状降水帯が発生し、局地的にさらに雨量が増える可能性もあります。東・西日本の広い範囲で、土砂災害や川の増水・氾濫、低地の浸水に警戒し、周囲が暗くなる前に避難するなどの対策をしてください。すでに災害が発生し、外へ避難することが難しい場合は、建物の中でより安全な場所（川や崖から離れた2階以上の部屋）へ移動しましょう。
また、台風２号の影響で、南西諸島では、非常に強い風が吹き、猛烈なしけとなる所があるでしょう。高波や高潮に厳重な警戒し、暴風に警戒が必要です。
全国的に湿度が高くジメジメ
朝の最低気温は、北海道で15度ほど、東北や東日本で18度ぐらい、西日本は22度前後と、各地で気温の高い朝を迎えるでしょう。
日中の最高気温は、北日本で22度ぐらい、東・西日本は25度前後の所が多く、1日よりは下がりますが、湿度が高く、梅雨特有のジメジメした暑さとなりそうです。風通しのよい服装をお選びください。
雨具に加えて替えの靴下やタオルの用意を
全国的に傘が必要でしょう。特に雨脚の強まる東・西日本では、長靴やレインコート、替えの靴下やタオルなどの用意があると安心です。太平洋側の沿岸部では、風の強まる所もありますので、傘が飛ばされないように注意し、外出時は最新の交通情報をご確認ください。
