まもなく桜の季節!桜の写真の撮り方を紹介!

3月に入り、春らしさを感じられる日も増えてきました。春を代表する桜ですが、これから卒業式や入学式を迎える方など、桜を背景に写真を撮る機会も増えるのではないでしょうか?そこで、このコラムでは、桜の写真の撮り方について説明していきます。

晴れの日がオススメ!晴天での桜の撮り方

青空を入れて撮ってみる

桜の写真を撮るなら、晴れの日がオススメです。晴れの日は曇りの日に比べて明るいため、桜特有のピンク色も写真で表現しやすくなります。晴れて青空が広がっている場合は、是非その青空を入れて桜を撮ってみるといいでしょう。寒色系の青空と暖色系の桜のピンクが、同じフレームに入ることで、より桜が引き立ちます。

春は、周期的に天気が変わりますが、移動性高気圧が日本列島を覆うと穏やかに晴れることが多いので、そらくらで天気予報をこまめにチェックして青空と桜の写真を撮ってみましょう。そらくらの天気予報はこちら(https://sorakura.jp/category/forecast/)で見ることができますので、ぜひ確認してみて下さいね。

 

下から見上げて撮る

晴れている日なら、桜を下から見上げて撮るのもいいでしょう。特に、桜の木がたくさんある場所では、フレームいっぱいに桜が写り、華やかな写真が撮れます。

大きい公園では、桜の木が何本も植えてある場合がありますので、近くの公園を調べてみるといいかもしれません。

 

逆光も上手く活用してみる

逆光の写真は敬遠されがちですが、上手く露出を設定して撮影すれば、また違った桜の写真を撮ることができます。

こちらは、筆者が桜の中を走る鉄道を逆光で撮影した写真です。逆光で撮ることによって、桜の花びらが光を通して、白く輝いて見えるように撮ることができます。また、この写真は桜だけではなく、鉄道も入れて撮影しています。桜以外のものを入れて撮影するのも、非常にオススメです。ただ、注意点としては、桜がメインなのか、桜以外のものがメインなのかをハッキリさせておく必要があります。

 

曇りや雨の日はうまく工夫してみよう

曇り空の場合は花びらのアップの写真がオススメ!

ここまでは、晴れの日を前提に写真の撮り方を説明してきましたが、天気は必ずしも晴れている訳ではありません。写真を撮る際は晴れの日がベストですが、曇り空の場合はどのようにして撮るのがいいでしょうか?筆者は、なるべく空を入れないで写真を撮ることをオススメします。曇り空を背景に桜の写真を撮ると、白っぽい空と桜の薄いピンクが同化してしまい、桜が目立たなくなってしまいます。

この写真は、曇りの日に撮った桜の写真です。この写真では、桜をアップで撮影しています。桜をアップで撮ることで、空をあまり入れないで撮影することができます。また、曇りの日は、太陽光が無い分、花びらに影があまり出来ないので、柔らかな雰囲気の写真を撮ることができます。

 

雨の日の撮影について

スマートフォンやカメラが濡れてしまい、雨の日に撮影することは少ないかと思いますが、桜の写真を撮るのに雨が降っていることがあるかもしれません。雨の日の場合も、桜の花をアップで撮影すると、濡れた桜の花びらがしっとりとした雰囲気を作ってくれます。また、地面を見れば、水溜りができていることがあります。この水溜りに散った桜の花びらが浮いて、雨の日でも綺麗な写真を撮ることができます。

人物を入れて撮る場合

これから卒業式・入学式シーズンに合わせて、桜のほか、お子さんを入れた人物の写真を撮る人も多くなるかと思います。人物を入れて撮る場合は、人物にピントを合わせて、桜をぼかして撮ると、春らしいやわらかい雰囲気の写真になります。カメラやレンズにある「絞り(F値)」を小さくすることで、桜をぼかすことができます。最近では、お手軽にスマートフォン搭載のカメラやアプリでF値を調整することもでき、一味異なるおしゃれな写真を撮ることも出来ます。大切な行事の前にスマートフォンごとに機能の確認をしておくとよいでしょう。

 

以上、桜の撮り方について説明しました。桜の写真の撮り方は、無限大で、ここで説明したものはほんの一部に過ぎないです。写真は撮ってなんぼですので、たくさん写真を撮ってみて、自分の好みの撮り方を探してみてはいかがでしょうか?