北~西日本は大雪で立ち往生のおそれ
低気圧通過後は、上空にこの冬一番の強い寒気が流れ込み、冬型の気圧配置が強まるでしょう。北日本から西日本の日本海側は大雪となり、太平洋側の平地でも大雪の所がありそうです。北陸から山陰にはJPCZによる活発な雪雲が流れ込み、短時間で積雪の急増するおそれがあります。24日夕方までに予想される雪の降る量は、いずれも多い所で、東北で50センチ、北海道・北陸・近畿で40センチ、東海・中国で30センチ、関東甲信で25センチ、九州北部で20センチなどとなっていて、その先も26日にかけて雪が続き、警報級の大雪となる可能性もあります。また、全国的に非常に強い風が吹き、大荒れとなりそうです。大雪や路面凍結による交通障害、暴風雪に警戒が必要です。車での移動は立ち往生のおそれがあります。最新の交通情報を確認し、大雪の場合は不要不急の外出を控えてください。
冷え込み強まり、水道管凍結に注意
最高気温は、北海道で-5度ほど、東・西日本の日本海側は5度ぐらい、太平洋側は10度に届くかどうかで、真冬の寒さとなるでしょう。午後は気温がガクッと下がり、夜から25日朝にかけて各地で氷点下となりそうです。25日朝の最低気温は東京都心や名古屋、広島、福岡も-3度の予想で、今季一番の冷え込みとなるでしょう。水道管は凍結するおそれがありますので、保温材を巻く、蛇口の水を出し続ける、水抜きをするなどの対策をとってください。
雨具+滑りにくい靴の用意を
北日本や日本海側は一日を通して傘が必要でしょう。午後は、東海から九州の太平洋側にも雪の範囲が広がりますので、雨具持ってお出かけください。関東の雨や雪は朝晩が中心となります。出かける際に降っていなくても折り畳みの傘があると安心でしょう。
また、雪で足元が悪くなりますので、スニーカーやスノーブーツなど滑りにくい靴をご用意ください。