今季最強寒波と南岸低気圧の動向に注意
この先は、本州付近を低気圧が度々通過し、低気圧の通過後は冬型の気圧配置が強まるでしょう。二十四節気・大寒の20日(金)は、北日本と本州南岸を低気圧が進み、低気圧通過後は強い寒気が南下しそうです。
また、22日(日)から23日(月)は、日本海と本州南岸を低気圧が発達しながら進み、東京都心など関東平野部でも雪が降り、うっすら積もる可能性があります。また、週明けは冬型がかなり強まり、今季最強の寒波が襲来して大荒れのおそれがあります。
東京都心で初雪の可能性
19日(木)の日中は広く日差しが届きますが、夜から20日(金)にかけて北日本を低気圧が通過し、その後は冬型の気圧配置となるでしょう。20日(金)は北日本と北陸は雪となり、関東でも雪の混じる可能性があります。
土日は太平洋側で日差しが戻りますが、週明けの23日(月)は再び傘の出番となるでしょう。23日(月)は、南岸低気圧のコースや通過する時間帯によっては、東京都心など関東平野部でも広く雪が降り、うっすら積もる可能性があります。また、週明けは冬型がかなり強まり、日本海側中心に大荒れのおそれがあります。交通機関に影響の出る可能性があるため、最新の情報にご注意ください。
強烈な寒波が襲来し、気温は平年をグッと下回るでしょう。この週末以降、日中でも札幌は氷点下5度前後、仙台や新潟で3度ほど、東京都心も7度ぐらいの予想で、寒気が強まる場合は、さらに下がる可能性があります。
西日本も週明けは雪に要注意
21日(土)にかけて、太平洋側は日差しが届きますが、近畿北部や山陰は雪が降るでしょう。22日(日)から週明けの23日(月)は、低気圧が通過するため、全般に冷たい雨が降り、日本海側や山地では雪となりそうです。24日(火)以降は冬型の気圧配置がかなり強まって、近畿から九州の日本海側は雪が降り、太平洋側にも雪雲の流れ込む可能性があります。早めに雪への備えを進めてください。
最高気温は、23日(月)までは10度前後の所が多くなりますが、24日(火)以降は、大阪や広島、福岡でも5度に届くかどうかでしょう。
