<この先の天気のポイント>
- 台風11号は6(火)に九州接近
- 7(水)頃は北・東日本で暴風のおそれ
- 6(火)頃は西日本で大荒れの天気に警戒
台風11号は6(火)に九州接近
4(日)9時現在、大型で強い勢力の台風11号は東シナ海を北上しています。このあとは徐々に進路を東よりに変え、6(火)頃に九州に最も接近するでしょう。西日本は大荒れの天気となるおそれがあります。そのあと7(水)には温帯低気圧に変わる予想ながら、北日本を中心に強まる風に警戒・注意が必要です。早めに対策を行なって下さい。
また、本州の南海上を中心に海面水温の高い状態が続いています。次の土日の天気は、南海上で発生する熱帯低気圧などによって変わる可能性があります。
7(水)頃は北・東日本で暴風のおそれ
北・東日本は6(火)から7(水)頃を中心にくもりや雨が予想され、暴風の吹き荒れるおそれがあります。大荒れの天気に警戒・注意をして下さい。
8(木)以降、北日本は晴れ間の出る日もありますが、東北を中心に雲が多めでしょう。東日本は湿った空気が流れ込み、くもり空が続き、10(土)は関東を中心に低気圧の影響で、雨が降りやすくなりそうです。この低気圧は今後発達して、熱帯低気圧や台風に変わる可能性もあります。最新の情報を確認するようにしましょう。
6(火)頃は西日本で大荒れの天気に警戒
6(火)頃は、九州に台風11号がかなり接近するでしょう。このため、6(火)は福岡では「暴風雨」が予想されていて、九州をはじめ西日本を中心に猛烈な風が吹き、海上では猛烈なしけとなりそうです。また、大気の状態が非常に不安定となり、局地的に大雨が予想されています。土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水や川の増水・氾濫に警戒が必要です。
7(水)以降は、晴れ間の出る日もあり、最高気温は30度を超え、厳しい残暑が続くでしょう。ただ、日本の南の海上では、海面水温が高く、熱帯低気圧や台風の発生しやすい状況が続いています。今後も「そらくら」の週間予報や翌日の天気で、こまめにチェックをしましょう。