<天気のポイント>
- 台風11号による高波に厳重警戒
- 西・東日本の日本海側で猛暑日に!
- 晴れていても折り畳みの傘あると安心
台風11号による高波に厳重警戒
東シナ海を北上する台風11号の影響で、沖縄や九州では、海上の波の高さが9メートルを超える猛烈なしけとなり、陸上・海上ともに最大風速23から25メートルの非常に強い風が吹くでしょう。うねりを伴った高波や暴風に厳重に警戒をして下さい。台風は6日に九州へ接近するため、西日本では、5日の早いうちに高波や暴風への備えを行って下さい。
沖縄や九州、西日本太平洋側は、台風に伴う暖かく湿った南東風の影響で、雨が降りやすく、特に九州南部や四国太平洋側では1時間50ミリの非常に激しい雨の降る所があるでしょう。大雨による災害に厳重に警戒が必要です。
中国地方から東北は、日差しの届く時間がありますが、所々でにわか雨となりそうです。
北海道は、前線の影響で雲が多く、しだいに雨が降り出すでしょう。
西・東日本の日本海側で猛暑日に!
最高気温は西・東日本で30度を超えて、日本海側では山越えした南風が吹き降りて風下側で気温の高くなる「フェーン現象」の影響を受けて、猛暑日の所があるでしょう。熱中症にお気を付け下さい。
東北は28度ぐらい、北海道は23度前後が予想されており、北海道は札幌などで4日より大幅に低くなるでしょう。上着などで調節すると良さそうです。
晴れていても折り畳みの傘あると安心
沖縄や九州、西日本太平洋側では傘が必要でしょう。
中国地方から東北では、にわか雨の所があるため、晴れていても念のため折り畳みの傘があると安心です。
北海道では、昼前後から雨の降り出す所が多いため、通勤や通学時に雨が降っていなくても傘を持って出かけると良いでしょう。