南岸低気圧の影響で東京都心も今シーズン初の積雪のおそれ
低気圧が発達しながら本州の南岸を東進するため、九州~東北で雪や雨が降るでしょう。特に、東日本太平洋側や東北では、平地でも雪が積もり、東京都心では今シーズン初の積雪となる可能性があります。午後は沿岸部を中心に、しだいに雨に変わる所が多くなりますが、気温や降雪量の変化によっては、警報級の大雪となるおそれもあります。大雪となった場合は、路面状態の悪化による交通障害に注意・警戒をしてください。こちらのコラムを参考に、早めの雪対策を行いましょう。また、午後は近畿~関東で活発な雨雲や雪雲がかかり、大気の状態が不安定となるため、落雷や突風にも注意が必要です。
一方、北海道の雪は小康状態となるでしょう。
ふたたび真冬を下回る寒さ 体調管理を
朝の最低気温
北海道は-10度を下回る所が多く、平年を大きく下回る厳しい冷え込みになるでしょう。暖かくしてお休みください。関東から中国・四国は2度ぐらいで9日朝より少し低くなりそうです。
日中の最高気温
北海道が-4度前後、東北で0度ぐらい、関東や北陸は4度ほど、東海から中国・四国も7度前後と、関東は9日より大幅に低く、再び真冬を下回る厳しい寒さになるでしょう。防寒を万全に行い、体調管理を心掛けてください。
滑りにくい靴を履き、リュックで両手をあけて
九州~東北で雨具が必要でしょう。ただ、雪が降って路面状態の悪化した場所を歩く際に、傘やカバンで両手がふさがっていると危険です。レインウェアを着たり、カバンはリュックにしたりするなど、できるだけ両手をあけて、転倒した場合に備えましょう。