【2024年夏フェス特集】野外音楽フェスの強風対策

野外音楽フェスの強風対策

風が強い日の服装

風が強い日は、帽子などを飛ばされないようにする工夫と、風で身体が冷える可能性があるため、羽織る物で調整することが必要です。
帽子はひも付きのものがおすすめで、深めのものを選ぶとよいでしょう。帽子用のクリップを使って固定するとより安心です。
服装はスカートは避けてパンツにする方が安心で、羽織る物はポンチョタイプだと風の影響を受けやすいため、タイトなウィンドブレーカーがおすすめです。

風が強い日のテント設置

テントの入り口は風下にする

テントの入り口が風上の場合、入り口から風が入り込んでテントが倒壊するおそれがあります。天気予報で風向をチェックしてから設営するようにしましょう。

ペグの種類や打ち方を工夫する

ペグ(テントを地面に固定するための杭)は、長くて頑丈なものにしましょう。テントから伸びるガイロープに対して60~90°の角度に打つことで、よりしっかりと固定できます。
また、ガイロープの先にストレッチコードを付けると強風の衝撃を緩和してくれるため、ペグが抜けにくくなります。

ペグダウンする箇所を増やす

ペグダウン(ペグでテントを固定すること)する箇所が多い方が、しっかりとテントを固定できます。ガイロープの本数を増やすことも有効です。

特に風の強い日は撤去を検討する

テント泊をする場合はなかなか判断が難しい場合もありますが、過去には国内でもフェス期間中にテントが倒壊してしまったこともあります。天気予報や強風注意報の発表状況をみて、風が強まる前に早めに対応しましょう。

【必須】開催の有無や交通情報の確認

台風が襲来するなど、特に風が強い日は、イベント自体が中止になる可能性もあります。出かける前に必ず最新の情報を確認するようにしてください。また、イベントは開催されても、強風によって交通機関が乱れることがあります。無理な移動は避け、時間に余裕を持って行動しましょう。
屋外の移動中は、看板などが強風によって飛んできたり、倒れたりする可能性があります。周囲に注意を払い、風の強い時間は屋外にとどまるなど、安全確保を第一に考えてください。