週末は暦通りの寒さ 日本海側は雪や雨が続く
この先1週間は冬型の気圧配置が続き、上空には平地で雪を降らせる寒気(上空約1500mで-6度以下)が南下しそうです。日本海側では雪や雨の降りやすい天気が続き、太平洋側では晴れて空気の乾燥が進むでしょう。
7日(土)は二十四節気の「大雪」で、山地では雪が増え、平野部にも雪が降り始める頃ですが、こんどの土日は暦通りの寒さとなりそうです。
北日本・北陸は雪の範囲広がる 大雪への備えを
この先1週間は、北海道や東北日本海側、北陸で雪や雨の降りやすい天気が続くでしょう。特に、8日(日)頃と11日(水)頃は上空に強い寒気が南下して、北陸や関東北部の平野部でも雪が降り、初雪となる地域もありそうです。積雪の増加や土砂災害、落雷や突風、ひょうにもお気を付けください。一方、東北南部の太平洋側や関東は晴れる日が続くでしょう。
土日にかけて気温が右肩下がりとなり、8日(日)頃の最高気温は、北海道の札幌で0度ほどと今季初めての真冬日になる可能性があります。東北や北陸は6度ぐらい、関東は12度前後と冬本番の寒さとなりそうです。防寒をしっかりと行いましょう。
晴れエリアは空気の乾燥進み、火の取り扱いに注意
西日本は、日本海側でくもり空の日が多く、雨がぱらつきやすいでしょう。寒気が流れ込む8日(日)頃は山沿いを中心に積雪となる可能性があるため、車の運転などに注意が必要です。一方、東海~九州の太平洋側は晴れる日が多いものの、8日(日)は四国や九州でも平地で雨、山地で雪の降る所があるでしょう。晴れる日を中心に空気の乾燥が進むため、火の取り扱いにご注意ください。
最高気温は12度前後と、平年を下回り寒くなりそうです。8日(日)頃は一桁台になる所もあるため、服装の調節や体調管理に気を付けましょう。