【気象予報士が解説】北海道は平地も雪の可能性!いつまで続く?シーズン初は特に運転注意

今日20日(月)朝はこの秋一番の寒気が流れ込み、札幌気象台から手稲山の初冠雪の便りが届きました。気温の低い夜間を中心に平地も雪の降る可能性があります。
北海道の雪がいつまで続くのか、注意したい雪道の運転についても気象予報士が解説していきます。

峠道は積雪!北海道は初雪の便り届く可能性も

今日20日(月)は上空の強い寒気や北日本中心に西高東低の気圧配置となっているため、標高の高い地域では積雪となっている所があります。午前7時現在、三国峠や北見峠などでも積雪が観測されている可能性が高く、峠越えをする車は運転に十分ご注意ください。
この先も気温の低い夜間は、平地でも雪の降る可能性があり、特に明日21日(火)の北海道の朝の最低気温は5度以下となる所が多く、今シーズン初めて初雪の発表があるかもしれません。

いつまで雪降りやすい?


今回の強い寒気の影響は、24日(木)頃まで続くでしょう。西高東低の気圧配置となるため、日本海側では雨や雪が降って、気温の低い時間帯は平地でも積雪の可能性があります。
今週末は一旦強い寒気が抜けますが、週明けは再び強い寒気が南下する予想となっています。冬用タイヤやコートの準備がまだという方は、お早めに済ませてください。

シーズン初は特に注意!雪道の装備お早めに

タイヤチェーン
車の運転をする際は、シーズン初は慣れていないため、特に注意が必要です。
峠道を走行される方は、タイヤチェーンやスタッドレスタイヤに履き替え、車間距離を長くとって、安全第一の運転を心掛けてください。また、急ブレーキ・急アクセル・急ハンドルといった、「急」のつく動作はスリップやスピンの可能性が高まりますので、危険を予測しながら運転をしましょう。