【川口花火大会2025】場所取りは強まる南風&熱中症に注意!気象予報士が解説

明日18日(土)は第5回・川口花火大会が開催されます。当日の天気や持ち物を近隣に住む気象予報士が解説していきます!

川口花火大会の魅力は?

今回で5回目となる川口花火大会は、荒川の河川敷が会場となっています。その魅力は、観客席と打ち上げ場所が近く、花火の迫力を最大限に感じることができます。
有料観覧エリアもありますが、土手が会場ということで、川を挟んだ北区などから見ることもでき、うまく場所を選べば、混雑を避けて観覧ができることも魅力の一つです。
終盤には音楽に合わせ、大量の花火が連続して打ち上げられ、フィナーレは圧巻となります。

当日の天気を解説


明日18日(土)の天気は移動性高気圧に覆われるため、晴れますが、夜は雲が増えるでしょう。天気は問題なさそうですが、気温は高めです。日中の最高気温は25度ぐらいまで上がりますが、湿度が比較的低く、カラッとした陽気となるでしょう。ただ、日中から日なたで場所取りをする予定の方は、こまめな水分補給をし、帽子や日傘で日差しを遮るようにしてください。
そして、やや心配なのが強風です。日本海に低気圧が発達しながら接近するため、南風が少し強く吹く可能性があります。いまのところ中止となるような強風ではない予想ですが、レジャーシートが飛ばされないよう対策をしたほうが良いでしょう。

10月でも熱中症に注意?寒暖差も大きい

今回の川口花火大会は雨の心配はなさそうですが、気温と強風に懸念があります。いま一度持ち物を確認しておきましょう。
<熱中症>

場所取りで昼間に長く屋外に出る方ほど、熱中症対策を意識しましょう。関東地方では、昨日まで数日肌寒い状態が続いていて、暑さへの慣れである暑熱順化(しょねつじゅんか)がリセットされている可能性があります。水分だけではなく、汗をかく場合は塩飴などで塩分も取りましょう。また、アルコールを飲まれる場合は脱水も進みますので、アルコールを飲んだ分以上の水分を取るように意識してください。
<寒暖差>
日中は25度ぐらいまで上がり、半袖の陽気ですが、大会のある夜は20度前後まで下がるでしょう。花火大会の時間帯は、風も吹いて日差しがないと、少しヒンヤリと感じられるかもしれません。虫刺され対策も兼ねて、長袖の羽織る物があると安心です。
<強風>
午後は南風が強めに吹く可能性があります。強風でレジャーシートが飛ばされないよう四隅を固定できるタイプのものを選んだり、ピンで固定したり対策をすると良いでしょう。また、つばの広い帽子も飛ばされてしまう可能性がありますので、ひも付きのクリップなどでお洋服と固定しておくことをおすすめします。

<参考>
第5回川口花火大会
https://1110hanabi.com/